ルネサンス・センター
ルネサンス・センター(Renaissance Center)は、アメリカ合衆国ミシガン州のデトロイトのウォーターフロントにある超高層ビル群。ゼネラルモーターズが所有し、その本社があることでも知られている。 GMルネサンス・センターの通称や、Ren Cen(レンセン)の略称で呼ばれることもある。 概要ルネサンス・センターはデトロイト川西岸のデトロイト・インターナショナル・リバーフロントに位置し、オフィス・ホテル・商業施設からなる7つの高層ビルと4つの低層ビルからなっている。連結されたオフィスビル街としては世界有数の規模である。 設計はジョン・ポートマン、中央の「デトロイト・マリオット・アト・ザ・ルネサンス・センター」は230.1 m、73階建てで、ホテル単独のビルとしてはアメリカで最も高い。 1970年、フォード・モーターの会長・ヘンリー・フォード2世が、デトロイト経済の再活性化のためにダウンタウンの再開発を計画、民間主導の再開発としては当時世界最大規模のプロジェクトは1971年に始まった。1977年、第一期の工事が完工、6つのビルがオープンした。
1981年には21階建てのツインタワー、1987年には新交通システムであるデトロイト・ピープル・ムーバーのルネサンス・センター駅がそれぞれ完成した。 ルネサンス・センターには建設当初から、フォード・モーターのオフィスがあったが、1996年にゼネラルモーターズがルネサンス・センターを買収、市内のキャデラック・プレイスから本社を移転した。2004年、ゼネラルモーターズは、スキッドモア・オーウィングズ・アンド・メリルの設計による大規模な増改築に着手した。 現在は、東西南北の4つのオフィス棟には、ゼネラルモーターズの本社があるほか、主要なテナントとしては日本領事館、バンク・オブ・アメリカが入っている。 外部リンク脚注
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