ロベルト・スカイヤーズ
ロベルト・スカイヤーズ・ペレス(Roberto Skyers Pérez、1991年11月12日 ‐ )は、キューバ・ミナス出身の陸上競技選手。専門は短距離走。100mのキューバタイ記録保持者であり、200mのキューバ記録保持者。 経歴2009年17歳の若さで3月14日に200mで20秒24(+1.4)の好タイムをマークした。これは最終的に2009年ジュニア世界ランク2位の記録となった[2]。 2011年2011年10月にパンアメリカン競技大会に出場すると、男子200mと4×100mリレーで決勝まで進出した。27日の200m決勝ではランスフォード・スペンス(20秒38)やブルーノ・デ・バロス(20秒45)を抑えて20秒37(-1.0)で優勝した[3]。28日の4×100mリレー決勝ではアンカーを務めて39秒75をマークするも、メダルまであと一歩の4位に終わった。 2012年8月7日のロンドンオリンピック男子200m予選でオリンピックに初出場を果たすも、20秒66(+1.1)の組4着に終わり、着順で予選を突破できた組3着とは0秒04差、タイムで拾われた最後の枠(全体24位)の選手とは0秒03差で準決勝進出を逃した[4]。 2014年11月27日の中米カリブ競技大会男子200m決勝で20秒47(-1.8)をマークし、ライネル・メナ(20秒54)やホセ・カルロス・エレーラ(20秒63)を抑えて優勝した[5]。 2015年7月のパンアメリカン競技大会に出場すると、23日の男子200m準決勝を20秒09(+1.0)の自己ベストで突破し、2大会連続となる決勝に進出した。24日の決勝では準決勝のタイムを更に縮め、1978年にシルビオ・レオナルドが樹立したキューバ記録(20秒06)を塗り替える20秒02(+0.3)をマークしたが、この決勝は1位のアンドレ・ドグラスが19秒88、2位のラシード・ドワイヤーと3位のアロンソ・エドワードが共に19秒90と、3位までが19秒台というハイレベルなものとなったため、好タイムをマークしながらメダルを逃した[6]。8月の北京世界選手権で世界選手権に初出場を果たすと、25日の男子200m予選を20秒29(+0.1)の組2着で突破し、オリンピックも含めて自身初となる準決勝に進出した。26日の準決勝では予選のタイムを縮める20秒23(+0.8)をマークしたが、組5着(全体12位)に終わり決勝進出を逃した[7]。 2016年2大会連続のオリンピック出場となった8月のリオデジャネイロオリンピックでは、16日の男子200m予選を20秒44(0.0)の組2着で突破。昨年の北京世界選手権に続いて世界大会の準決勝に進出するも、翌日の準決勝は20秒60(-0.3)とタイムを落として敗退した[8]。 自己ベスト
主な成績
脚注
外部リンク
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