ロベルト・ロペス・ウファルテ
ロベルト・ロペス・ウファルテ(Roberto López Ufarte, 1958年4月19日 - )は、モロッコ・フェズ出身のサッカー選手。ポジションはフォワード。スペイン代表。 経歴選手時代クラブ父親はスペインのアンダルシア地方出身であり、母親はスペインのカタルーニャ地方出身である。両親は仕事を求めてモロッコに移住し、そこでロベルト・ロペス・ウファルテが生まれた。ウファルテは8歳の時にスペインのギプスコア県イルンに移住している。地元のレアル・ウニオンの下部組織に加入し、1974-75シーズンにトップチームデビューした。 1975年にはギプスコア県最大のクラブであるレアル・ソシエダに移籍し、1975-76シーズンにプリメーラ・ディビシオン(1部)デビューした。アスレティック・ビルバオとのバスク・ダービーを初体験したのは、まだ17歳だった1975年11月30日である。1980-81シーズンと1981-82シーズンにはリーグ戦で2連覇しているが、この2シーズンで63試合に出場して16得点を記録した[1]。1983年にはスーペルコパ・デ・エスパーニャで優勝した。1986-87シーズンにはリーグ戦で33試合に出場して10得点し、コパ・デル・レイでは優勝した。レアル・ソシエダでは公式戦通算474試合に出場して129得点を挙げた[1]。 1987年にはアトレティコ・マドリードに移籍した。1987-88シーズンには27試合に出場して8得点を挙げ、リーグ戦で3位となった。30歳だった1988年にはレアル・ベティスに移籍したが、膝の負傷に苦しみ、またクラブも1988-89シーズン終了後にセグンダ・ディビシオン(2部)降格が決定したため、1989年に現役引退した。 スペイン代表1977年9月21日、スイス代表との親善試合でスペイン代表デビューし、この試合で代表初得点も記録した[2]。1981年10月14日のルクセンブルク代表戦では1試合2得点を達成している。 1982年には母国開催の1982 FIFAワールドカップに出場し、ホンジュラス代表戦で得点を挙げた。同大会の西ドイツ代表戦がスペイン代表での最終試合となった[3]。スペイン代表としては15試合に出場して5得点した。 代表での得点
現役引退後現役引退後にはいくつかのクラブでアシスタントコーチを務めた。デビュー元のレアル・ウニオンではフットボールディレクターを務めた[4]。 タイトル
脚注
外部リンク
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