ヴァンデン・プラス
ヴァンデン・プラス(Vanden Plas)は、カイザースラウテルンに拠点を置く、1980年代半ばに結成されたドイツのプログレッシブ・メタル・バンドである[1]。 略歴1991年にヴァンデン・プラスは、全国リーグの地元フットボール・クラブであるFCカイザースラウテルンの凱歌として「Keep On Running」をレコーディングし、1994年にアルバム『Das ist für euch』(『This Is for You All』)に同曲を収録した。メンバー全員が、『ジーザス・クライスト・スーパースター』、『ロッキー・ホラー・ショー』、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』、『エビータ』などの劇場プロジェクトやロック・ミュージカルに携わっている。 2004年、ボーカリストのアンディ・クンツは「Abydos」名義で野心的なソロ・プロジェクトをリリースした[2]。アンディ・クンツのソロ・プロジェクトに基づくミュージカルが、2006年2月2日、カイザースラウテルンのプファルツ劇場で初演された。 2006年3月31日、バンドはアレクサンドル・デュマ・ペールの著作『モンテ・クリスト伯』を大筋とした『Christ 0』というタイトルのコンセプト・アルバムをリリースした。2008年4月、このアルバムはドイツの劇場に舞台作品として持ち込まれている。舞台版は『ChristO - Die Rockoper』と名付けられた。 アルバム『ザ・セラフィック・クロックワーク』は、2010年6月4日(ヨーロッパ)と2010年6月22日(米国)にリリースされた。 最新となる2枚のリリース作品、『Chronicles of the Immortals: Netherworld (Path One)』と『Chronicles of the Immortals: Netherworld II』は、ファンタジー作家ヴォルフガング・ホールバインの『Die Chronik der Unsterblichen』に基づいている[3]。どちらのアルバムも劇場演劇の『Blutnacht』から改作されている。パート1は、2014年2月21日(ヨーロッパ)および2014年2月24日(米国)にリリースされた。第二部は2015年11月6日にリリースされた。 新しいスタジオ・アルバム『The Ghost Xperiment』のオリジナルは、2017年にリリースが予定されていた[4]。長い遅延の後、2019年2月、『The Ghost Xperiment』は2枚のアルバムになると発表された。1枚目のアルバム『Awakening』は2019年秋にリリースされ、2枚目のパート『Illumination』は2020年にリリースされている[5]。2019年5月には、バンドの全スタジオ・アルバム、EP、ライブ・レコーディングを含んだボックスセット『The Epic Works 1991-2015』がリリースされた。このコレクションには、バンドの全キャリアにわたる未発表曲、ボーナス曲、レア曲、デモ曲も含まれている[6]。 メンバー
ディスコグラフィスタジオ・アルバム
ライブ・アルバム
コンピレーション・アルバム
脚注
外部リンク
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