ヴィクター・アニチェベ
ヴィクター・チネドゥ・アニチェベ(Victor Chinedu Anichebe, 1988年4月23日 - )は、ナイジェリア、ラゴス出身の元サッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。 クラブ経歴生まれはナイジェリアだが、1歳の頃に家族と共にリヴァプールへ移住した。2003年にエヴァートンFCのアカデミーチームに加入し、15歳でリザーブチームデビュー。その後着実に力をつけ、リザーブチームのレギュラーとなる。 当時エヴァートンの監督であったデイヴィッド・モイーズによってトップチームに招集され、2006年1月28日に行われたFAカップ4回戦のチェルシーFC戦で、後半44分にサイモン・デイヴィスに代わって出場しプロデビュー。2005-06シーズンのリーグ最終節、対ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC戦ではプレミアリーグ初ゴールをマークした。この試合は、かつてエヴァートンに6年間在籍しチームを牽引してきた名プレイヤーダンカン・ファーガソンの現役最後の試合でもあった。同年4月にエバートンとの2年契約にサイン。シーズン終了後には、リザーブリーグの年間最優秀選手に選出された。 2006-07シーズンのニューカッスル・ユナイテッドFC戦では、公式戦初となる1試合2得点を記録。同シーズン中に2011年までの4年契約にサインした。翌2007-08シーズンのUEFAカップではメタリスト・ハルキウ、AELラリッサ、1.FCニュルンベルク、SKブランを相手に4得点を挙げる活躍を見せ、2008年5月7日、ファン投票により07-08シーズンの最優秀若手選手賞を受賞。 2013年9月2日、600万ポンドでウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCに移籍[1]。契約は3年間。 2016年9月2日、サンダーランドAFCへ移籍。エヴァートン時代に師弟関係を結んだデイヴィッド・モイーズと3年ぶりに再会することとなった[2]。 2017年6月23日、中国の北京控股足球倶楽部へ移籍した[3]。 代表経歴世代別代表での初出場は、2008年3月26日に行われた北京オリンピック最終予選の南アフリカ戦。その試合で初ゴールを決め、チームを本戦出場に導いている。北京五輪グループリーグ第2戦目の日本代表との試合では、後半29分にビクトル・オビンナのクロスに素早く反応しチーム2点目となるゴールを決めた。 国際Aマッチでは、同年5月27日のオーストラリア戦でデビュー。ゴールは挙げられなかったものの、チームメイトであるヤクブ・アイェグベニと共に出場した。2011年3月29日のケニア戦で代表初得点を挙げた。 2013年5月、クラブでの活動に集中するため代表を一旦引退すると発表したが、将来的には代表に戻ってくるつもりだとも述べた。 個人成績
タイトル代表
個人
脚注
外部リンク
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