七尾市役所
七尾市役所(ななおしやくしょ)は、日本の地方公共団体である石川県七尾市の役所である。 概要本庁舎は、七尾市の中心部である袖ケ江地区に位置している。 歴史1939年(昭和14年)に旧七尾市が市制施行した際、所口町に位置した七尾町役場を市役所として使用していた。しかし市役所として手狭であったことから、1962年(昭和37年)に袖ヶ江小学校が矢田郷小学校と統合して山王小学校として新築・移転したことに合わせて、袖ヶ江小学校校舎を新庁舎として移転した。その後、老朽化が著しくなったことから現庁舎に改築した。 2004年(平成16年)、合併により発足した新しい七尾市の庁舎となる。 2012年(平成24年)、武元文平の引退に伴う七尾市長選挙で副市長であった不嶋豊和が、新人2氏を大差で退けて当選した[1][2]。2016年(平成28年)、不嶋は無投票で再選を果たした[3]。 組織執行部組織一覧
組織図
議会→詳細は「七尾市議会」を参照
役員
定数・会派
(2022年1月5日現在[6]) 不祥事同一市議が関連する案件居住実態が無い現職市議の当選無効・失職2013年市議選で初当選した西川英伸(無所属)[7]は、市内の居住実態が無かったにもかかわらず出馬・当選したことから市民団体から告訴され、最高裁判決が確定し市議を失職した[8]。 現職市議が選挙違反で書類送検上記の選挙違反で失職した西川英伸は2017年10月の市議選で当選したが、わずか5か月後の2018年3月に実施される県議補選に出馬表明したものの急遽取りやめた。その直後、市議選の選挙公報で虚偽記載を行った容疑により父とともに書類送検されたことが判明した[9][10]。2020年、最高裁判所で公民権停止4年の判決が確定した。 国保税滞納による市議報酬差押上記の選挙違反で書類送検された西川英伸は、2018年度の国民保険税を1年間滞納し市役所の督促にも応じなかったとして議員報酬の差押を執行された[11][12][13] 選挙中に有料広告を掲載上記の滞納処分を受けた西川英伸に対する市民の評価は厳しく、得票を半減させるも最下位でかろうじて当選した。しかし公職選挙法に抵触する有料広告を選挙期間中、フェイスブックページに掲載していた。市議は有料広告掲載を認めるも「よく考えたら選挙で忙しくなり、十月からスマホは事務所に預けていた。広告を投稿したのは私でなく事務員」と発言。公選法違反容疑で刑事告発を受けている[14][15]。 金属バット所持で逮捕2020年12月10日、杉本忠一(無会派)が金属バットを持って七尾市役所を訪れたとして県迷惑行為等防止条例違反で現行犯逮捕された[16][17][18]。杉本は2021年3月22日に七尾市議会に出席し「市民や七尾市の名を汚したことは申し訳ない」と議員に謝罪した。報道陣から進退を問われた杉本は「なぜ逮捕されたのか分からない」などと述べ、辞職する意思はないことを示唆した[19]。 副市長の収賄逮捕2009年、市発注の土木工事などに絡み、業者から現金100万円を受け取ったとして、副市長が収賄容疑で逮捕された[20]。 庁舎本庁舎ミナ.クル→「ミナ.クル」も参照
パトリア→「パトリア (七尾市)」も参照
周辺脚注注釈出典
関連項目
外部リンク |
Portal di Ensiklopedia Dunia