上野政英
上野 政英(うえの まさひで、1983年9月10日 - )は、日本の陸上競技選手。専門は短距離走。石川県出身。鶴来中学校、野々市明倫高校、東海大学卒業。2007年アジア選手権男子100mの銀メダリスト。 経歴鶴来中学校時代は野球部に所属し1番センターで活躍。ピッチャーゴロ以外はほとんど内野安打にする俊足を買われ、陸上部に借り出される[要出典]。3年時には全日本中学校陸上競技選手権大会の100mに出場し4位入賞、その後ジュニアオリンピックの100mで自身初の10秒台となる10秒97で優勝した。野々市明倫高校1年時に国体の少年B100mで優勝、2年時に高校生ながら日本選手権の100mに出場し7位入賞、国体の少年A100mで優勝、3年時にインターハイの100mと国体の少年A100mを優勝して全国2冠と国体3連覇を達成するなど、高校時代に輝かしい実績を残した[2]。しかし、東海大学に入学後は故障の繰り返しで、3,4年時は試合にほとんど出られなかった[3]。2006年4月に東海大学を卒業して地元石川に戻り、高校時代の恩師に指導を受けて再スタートを切ると[4]、10月に国体の成年男子100m準決勝で高校2年時以来の自己ベスト更新となる10秒28(2007年世界選手権のB標準)をマークした[3]。翌年の2007年6月に日本選手権の100mに出場し、塚原直貴、朝原宣治に次ぐ3位(小島茂之と同着)に輝いたが、8月の世界選手権日本代表には選出されなかった。しかし、7月のアジア選手権日本代表には選出されて100mに出場した。100m決勝では優勝したカタールのサミュエル・フランシスが9秒99のアジア新記録とアジア選手初の9秒台をマークした一方で、10秒26の自己ベストと北京オリンピックB標準をマークして2位に入り銀メダルを獲得した[5]。 主要大会成績
自己ベスト
脚注
外部リンク
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