中田商会
宮代町町内循環バス専用車 中田商会株式会社(なかだしょうかい)は、埼玉県幸手市に本社を置くバス会社である[1]。中田観光バスの名称で貸切バス・特定バスのほか、一般路線バスとコミュニティバスの運行もしている[1]。 なお、滋賀県高島市マキノ町にも「中田観光バス[3]」の名称で貸切バスを運行する株式会社中田運送(なかたうんそう)[4]という企業があるが、関係はない。 概要創業者の中田博三は西武バスに8年間勤務し[2]、「地域活性化のために貢献したい」という思いから独立してバス事業者の営業免許を取得[2][5]、1984年(昭和59年)3月24日[1]に会社を設立した[2]。 貸切バス、乗合バス、特定バス事業のほか、自動車整備業・自動車販売・カーリース業、車両運行管理請負業、損害保険代理店(自動車保険)などを営む[1][6]。また幸手市に旅行代理店「たび旅ランド」を出店し、JTB総合提携店となっている[1][6][7]。 路線バス(コミュニティバスを含む)の運行エリアは埼玉県幸手市、久喜市。貸切バス営業所は幸手市の本社と、幸手市に隣接する茨城県猿島郡に置いている[1]。 一般路線バスは、幸手市に隣接する久喜市に所在するJR東鷲宮駅西口とアリオ鷲宮間の路線を運行している[8]。 東鷲宮駅東口発着の東鷲宮 - コミュニティセンター路線[9]もあったが2021年(令和3年)9月30日をもって路線休止された(休止発表は同年3月)[5][9]。また、かつては東武日光線幸手駅へも乗り入れていた[10]。 コミュニティバスは幸手市から委託を受け「幸手市内循環バス」を2022年(令和4年)1月4日から運行する。かつては宮代町から委託を受け「宮代町町内循環バス」を2023年(令和5年)3月まで運行していた[11](4月からは朝日自動車が運行)。 事業所沿革
運賃・乗車券類現行路線は均一運賃で前払い[8]。未就学児は運賃無料[9][8]。障害者割引運賃は各種障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)の提示により、本人と付添者に適用される[9]。 2019年(令和元年)10月1日、消費税増税に伴い、一般路線バスの運賃を改定した[9][8]。 現行路線コミュニティバスの運賃・乗車券類については、幸手市内循環バスの記事を参照。 アリオ鷲宮路線コミュニティセンター線とは運賃体系が異なる[8]。
過去の路線幸手 - 鷲宮駅東口路線幸手 - 鷲宮駅東口路線では、初乗り100円から最高250円までの多区間運賃制であった[18]。 東鷲宮 - コミュニティセンター路線小人運賃が小学生から高校生まで適用されるのが特徴[9]。
現行路線一般路線バスアリオ鷲宮路線コミュニティバス幸手市内循環バス→詳細は「幸手市内循環バス」を参照
休廃止路線一般路線バス幸手 - 鷲宮駅東口路線東鷲宮駅東口から幸手駅を経由し、幸手市内西部を大回りして幸手駅を経由し、中田観光バス車庫へ至る路線[10]。2011年(平成23年)11月30日をもって運休[10]。 さかえ小 -3街区 - 団地中央 - 6街区では、日本住宅公団(現:都市再生機構)の大規模団地・幸手団地[20]を巡回する。なお、幸手団地には朝日自動車久喜営業所の路線も乗り入れている。かつては幸手市内循環バスも乗り入れていた(2016年廃止)。 朝6時30分から9時までの東鷲宮駅東口発、夜18時から21時までの中田観光バス車庫発は「シャトル便」として、東5丁目経由で短縮運行していた[10]。東鷲宮駅東口 - 幸手商業入口間、保育所入口 - 中田観光バス車庫間は共通区間[10]。シャトル便は幸手団地方面を経由しない。 以下は路線運休時の経路。全停留所を記載[10]。なお「本線」という呼称は便宜上記載したもので、路線図には記載されていない[10]。
東鷲宮 - コミュニティセンター路線公共交通機関がなかった幸手市北部の香日向地区と、JR東鷲宮駅を結んでいた[22]。2021年9月30日をもって休止[5][9]。 東鷲宮駅東口と幸手市コミュニティセンター(幸手市香日向)[23]を、駅前にあるイオン東鷲宮店を経由して結ぶ2つのコースがある[9]。同社公式サイト掲載の路線図では、幸手市コミュニティセンター前を始発地としている[9]。
コミュニティバス宮代町町内循環バス
→詳細は「宮代町町内循環バス」を参照
特定バス事業車両車両の標準塗装はピンク色で、中田観光バスのイニシャル「NKB」のロゴが描かれている。 貸切車
などが在籍する[26]。 路線車特定車
脚注
関連項目外部リンク
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