伊良湖フラワーパーク伊良湖フラワーパーク(いらごフラワーパーク)は、愛知県渥美郡渥美町(現・田原市)に存在した豊橋鉄道運営の観光施設。2005年閉園[1]。 概要伊良湖フラワーパークは、開演当時、渥美フラワーセンターとして、国庫および県の補助のもと、渥美町により完成された。豊橋鉄道が同町より委託を受けて、同社が経営していた[2]。 ヨーロッパ風の花園をイメージした「フラワーパビリオン」、南国風温室の「トロピカルドーム」、球根ベゴニアが咲く「ベゴニア館」の3つのパビリオンや、芝生広場、西洋風大花壇などがあった。そのほか、喫茶店や花摘み体験ができる「花つみ園」、鉢植などを販売する「ショップ花岬」などもあった。 オープン当時は賑わっていたものの、年間来園者数は1993年度の332,000人をピーク[3][4]に、毎年減少に転じ2003年度には141,000人までに落ち込んだ[3]。1994年度以降は営業収支が赤字となる事態となった[3]。2000年代に入ってから三重県桑名市にオープンしたなばなの里や名古屋市港区にオープンした名古屋港ワイルドフラワーガーデン ブルーボネットといった観光施設に客層を奪われることとなった[4]。入場者数減少に加え、施設の老朽化、2004台風23号による被害など、修理費用増加による経営圧迫もあり、2005年3月に閉園した[3]。閉園時点での入場料は大人800円、小人400円であった。 「フラワーちゃん」と称するシンボルマスコットがあった[3]。 跡地は「菜の花ガーデン」として整備され、毎年1月 - 3月に開催される渥美半島菜の花まつりのメイン会場として使われている。 歴史
交通アクセス入園口の前に豊鉄バス「フラワーパーク」停(閉園後は「浜辺」に改称)があり、伊良湖支線と伊良湖しおさいロード号の2路線が乗り入れていたが、2006年10月に廃止された。 2019年現在、2・3月の土・日・祝日は道の駅伊良湖クリスタルポルトから無料シャトルバスが運行される。[9] 脚注
関連項目外部リンク
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