会員番号の唄
「会員番号の唄」(かいいんばんごうのうた)は、1986年に発表されたおニャン子クラブの楽曲。 解説メンバーの自己紹介ソングとなっており、おニャン子クラブのメンバーが一人ひとり自己紹介していく形で曲は展開する。 メンバーの入替に合わせ、歌詞・メロディを改めて「新・会員番号の唄」「新・新会員番号の唄」が制作されている。 会員数が数十名に達していた当時のおニャン子クラブにおいて、一人ひとりのメンバーの顔や個性を印象づける役割を担った。 グループのイメージ(テーマ)ソングは、かつてモンキーズの「モンキーズのテーマ」、ザ・タイガースの「タイガースのテーマ」[1]、メンバーの自己紹介ソングとしては、キャンディーズの「キャンディーズ」という前例があり、おニャン子クラブ以後も野猿の「We're the "YAEN"」、AKB48の「16人姉妹の歌」、SMAPの「FIVE RESPECT」・「CRAZY FIVE」、モーニング娘。の「女子かしまし物語」が制作されている。 リリース「会員番号の唄」が1986年3月1日に吉沢秋絵のシングル「季節はずれの恋」のカップリング。「新・会員番号の唄」が1986年9月10日に同様に吉沢秋絵のシングル「鏡の中の私」のカップリングとして発表。2作とも両面ジャケット仕様であり、両A面シングル的なデザインになっている。最後に「新・新会員番号の唄」が1987年2月21日におニャン子クラブのアルバム『SIDE LINE』の収録曲としてそれぞれ発表された。 カップリング曲ではあるものの、『夕やけニャンニャン』やコンサートにおいて度々歌われたため知名度は高い。 以上のように各曲はバラバラに発表されているが、ベスト・アルバム『おニャン子クラブ SINGLESコンプリート』『MYこれ!クション おニャン子クラブBEST』では3曲が続けて収録されている。 シングル「季節はずれの恋」の発売当時に制作された販促用ポスターにおいて、カップリング曲の「会員番号の唄」をメインに表記したものが存在する[2]。 「会員番号の唄」は、イントロで「33回転だよ〜ん」という福永恵規の声から始まる。これはEP盤でありながら再生時間が7分20秒と非常に長いため、通常45回転のところを33回転で収録されているためであり、「レコードの回転数を33回転に落として再生してください」という意味で吹き込まれている。そのため一般のレコードに比べ、音質はやや悪い。2001年発売の『MYこれ!クション おニャン子クラブBEST』では、デジタルリマスター処理して収録されたため音が鮮明になった。 以上のスタジオテイクとは別に、ライブ・アルバム『おニャン子Sailing夢工場'87LIVE』では「新・新会員番号の唄」のコンサートテイクが収録されている。 各曲概要
脚注出典
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