会津高原だいくらスキー場
会津高原だいくらスキー場(あいづこうげんだいくらスキーじょう)は、福島県南会津町にある南会津町営のスキー場である。指定管理者制度に基づき、町が出資する第三セクターの「株式会社みなみあいづ」が管理・運営している。 概要会津高原の中でも奥まった地域にあるこのスキー場は最高標高が1200mと高く、斜面は東側向きで周囲を1000m級の山々に囲まれているため日が当たりにくく雪質が良い。 近隣の針生集落には民宿が多数あり[2]、駒止湿原などにも近いため夏季には登山客・冬季にはスキー客を相手に営業している。 地元小中学校には冬の部活動や校内スキー大会等で無料で開放される。 スキー場内には食堂があり、食堂のみの利用も可能[3]。 歴史町営スキー場針生集落では、1971年(昭和46年)に青少年旅行村を誘致し、一斉に民宿が開業したが、その後は誘客が課題となっていた[4]。そこで新林業構造改善事業を活用し、針生の記名共有林の敷地を借りて町費によりスキー場を整備[4]。1982年(昭和57年)12月、田島町営の台鞍山スキー場(だいくらやま-)としてリフト3基によってオープンした[5]。 東武鉄道の進出近隣の会津高原たかつえスキー場への進出を果たした東武鉄道は、1987年(昭和62年)に田島町などとともに出資して第三セクター「会津田島リゾート開発」を設立[4]。1988年にセンターハウスを整備するなど拡張が行われ、1991シーズン時点では入込客数25万人、リフト数7基(うち2基は高速)となった[6]。 1990年(平成2年)12月にはゲレンデ内のホテルとして会津高原リゾートイン台鞍が開業した[6][7](2024年3月24日をもって閉館[8])。 ゲレンデコース数は12。リフトは5基。 特にスキー場の名の由来となった台鞍ゲレンデは600mで高さ約200mを下るほどの急斜面である[9]。 リフト
コース
交通アクセス
脚注
関連項目外部リンク |
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