佐藤貴文

佐藤 貴文
原語名 さとう たかふみ
生誕 (1984-06-07) 1984年6月7日(41歳)
出身地 日本の旗 日本 北海道
ジャンル
職業
活動期間 2010年
公式サイト 佐藤貴文 (@fumiccho_sato) - X(旧Twitter)
テンプレートを表示

佐藤 貴文(さとう たかふみ、1984年6月7日 - )は、日本の作曲家サウンドデザイナー音楽プロデューサー。株式会社2nd STAR PRODUCTION代表。元株式会社バンダイナムコスタジオ所属。ゲーム・アニメ『アイドルマスター』シリーズのキャラクターソングを多く手がけ[1]、代表作に「Thank You!」「Brand New Theater!」「Rat A Tat!!!」などがある。2024年配信ゲーム『学園アイドルマスター』では音楽プロデューサーを務めている[2]

来歴

音楽性

  • 「キャラクターの気持ちを“誰に何を伝えるか”まで落とし込み、曲全体を設計する」ことをポリシーとしている[9]
  • サビ頭に跳躍進行を置き、多重ハーモニーで高揚感を作るメロディが特徴で、コーラスはライブで観客が歌いやすいよう中域を空けたヴォイシングを採用する[10]
  • 編曲面ではEDMのサイドチェインや8bit音と、生ギター・ブラスを組み合わせたハイブリッド編成を好み、モバイル再生での聴感を優先して150 Hz以下を削るミックスを行う[11]
  • 影響源としては吹奏楽経由で久石譲ジョン・ウィリアムズ、ダンス系ではDEADMAU5やMadeonを挙げている[12]

主な提供楽曲

アイドルマスター 765PRO ALLSTARS

  • 「待ち受けプリンス」(2014年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「ザ・ライブ革命でSHOW!」(2016年) – 作曲・編曲
  • 「紅白応援V」(2017年) – 作詞・作曲
  • 「ToP!!!!!!!!!!!!!」(2017年) – 作曲・編曲
  • 「マジで…!?」(2020年) – 作曲・編曲
  • 「乙女よ大志を抱け!! -Takafumi Sato Remix-」(2014年) – リミックス編曲
  • 「何度も言えるよ -Takafumi Sato Remix-」(2021年) – リミックス編曲

アイドルマスター シンデレラガールズ

  • 「あんずのうた」(2013年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「DOKIDOKIリズム」(2013年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「おねだり Shall We〜?」(2014年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「小さな恋の密室事件」(2014年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「みんなのきもち」(2015年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「おかしな国のおかし屋さん」(2016年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「メルヘン∞メタモルフォーゼ!」(2017年) – 作曲・編曲
  • 「空想探査計画」(2017年) – 作曲・編曲
  • 「OTAHEN アンセム」(2020年) – 作詞・作曲・編曲

アイドルマスター ミリオンライブ!

  • 「Thank You!」(2013年) – 作曲・編曲
  • 「Welcome!!」(2014年) – 作曲・編曲
  • 「Dreaming!」(2015年) – 作曲・編曲
  • 「Brand New Theater!」(2017年) – 作曲
  • 「Do the IDOL!! 〜断崖絶壁チュパカブラ〜」(2020年) – 作曲
  • 「Rat A Tat!!!」(2023年・TVアニメ OP) – 作曲

アイドルマスター シャイニーカラーズ

  • 「なんどでも笑おう」(2020年) – 作曲

学園アイドルマスター

  • 「The Rolling Riceball」(2024年) – 作詞・作曲
  • 「かちドキ」(2025年) – 作曲(大澤めいと共作)
  • 「つよつよ最強エクササイズ」(2025年) – 作曲(坪井リヒトと共作)
  • 「標〈校歌〉」(2025年) – 作曲

電音部

  • 「アイドル狂戦士」(2020年) – 作詞・作曲・編曲/ボーカル

太鼓の達人 ナムコオリジナル

  • 「わんにゃーワールド」(2011年) – 作詞・作曲・編曲/ギター
  • 「サイクル・オブ・リバース」(2011年) – 作詞・作曲・編曲/ギター
  • 「隼(Hayabusa)」(2011年) – 作曲・編曲
  • 「キミと響くハーモニー」(2012年) – 作曲・編曲
  • 「マオウのショウタイム」(2012年・3DS『ちびドラゴンと不思議なオーブ』) – 作詞・作曲・編曲/ボーカル
  • 「ミーナのおやしき」(2013年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「EDY -エレクトリカルダンシングヨガ-」(2015年) – 作詞・作曲・編曲
  • 「Audio de Ka!」(2017年) – 作曲(共同)

その他リミックス・提供曲

  • 「サイクル・オブ・リバース」(2011年) – 作詞・作曲・編曲/ギター(バンダイナムコ社歌リミックス)

参加作品

作品 備考 担当
2011 アイドルマスター2 家庭用ゲーム 作編曲
2017 アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ 主題歌「Brand New Theater!」ほか サウンドディレクター
2023 アイドルマスター ミリオンライブ!(TVアニメ) OP「Rat A Tat!!!」 音楽プロデューサー/作曲
2024 学園アイドルマスター 主題歌「The Rolling Riceball」

講演

  • CEDEC 2013 – 「キャラクターソング制作における楽曲デザイン」[13]

関連人物

  • モモキ エイジ – 作詞家。シリーズで共作多数
  • 中川 浩二 – バンダイナムコスタジオ サウンドプロデューサー
  • 渡辺 量 – 同僚コンポーザー、ASOBINOTES共同P[14]

脚注

出典

  1. ^ ASOBINOTES鼎談 子川拓哉×渡辺量×佐藤貴文が語る“10年後を見据えた音楽づくり””. Real Sound. 株式会社blueprint (2024年8月23日). 2025年7月14日閲覧。
  2. ^ 同上”. Real Sound. 株式会社blueprint (2024年8月23日). 2025年7月14日閲覧。
  3. ^ キャラクターソング制作における楽曲デザイン”. CEDEC 2013. CESA (2013年8月23日). 2025年7月14日閲覧。
  4. ^ 『ミリシタ』開発者座談会:サウンド面から支える“新たな挑戦””. Bandai Namco Studios. 株式会社バンダイナムコスタジオ (2022年2月14日). 2025年7月14日閲覧。
  5. ^ 「Thank You!」から「Rat A Tat!!!」に至る物語”. リスアニ!. エムオン・エンタテインメント (2023年11月7日). 2025年7月14日閲覧。
  6. ^ ASOBINOTES鼎談(同上)”. Real Sound. 株式会社blueprint (2024年8月23日). 2025年7月14日閲覧。
  7. ^ Adoが『学園アイドルマスター』への愛を語る”. KAI-YOU. 株式会社カイユウ (2024年10月24日). 2025年7月14日閲覧。
  8. ^ 独立のご報告”. X(Twitter). 佐藤 貴文 (2025年6月17日). 2025年7月14日閲覧。
  9. ^ 「Thank You!」から「Rat A Tat!!!」に至る物語 ─ TVアニメ『ミリオンライブ!』音楽座談会”. リスアニ!. エムオン・エンタテインメント (2023年11月7日). 2025年5月18日閲覧。
  10. ^ ASOBINOTES鼎談 子川拓哉×渡辺量×佐藤貴文が語る“10年後を見据えた音楽づくり””. Real Sound. blueprint (2024年8月23日). 2025年5月18日閲覧。
  11. ^ 『ミリシタ』開発者座談会:サウンド面から支える“新たな挑戦””. Bandai Namco Studios. バンダイナムコスタジオ (2022年2月14日). 2025年5月18日閲覧。
  12. ^ Adoが『学園アイドルマスター』への愛を語る 「システムがすごく興味深い」”. KAI-YOU. カイユウ (2024年10月24日). 2025年5月18日閲覧。
  13. ^ キャラクターソング制作における楽曲デザイン”. CEDEC 2013. CESA (2013年8月23日). 2025年7月14日閲覧。
  14. ^ ASOBINOTES鼎談(同上)”. Real Sound. 株式会社blueprint (2024年8月23日). 2025年7月14日閲覧。

外部リンク

Prefix: a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9

Portal di Ensiklopedia Dunia

Kembali kehalaman sebelumnya