全日本女子ジュニアボクシング選手権大会
全日本女子ジュニアボクシング選手権大会(ぜんにほんじょしジュニアボクシングせんしゅけんたいかい)は、日本ボクシング連盟(JABF)が主催する高校生年代を対象にした女子アマチュアボクシング大会である。本大会の主催に全国高等学校体育連盟は関与していないため、高校ボクシング部に所属していない選手も出場が可能である。原則として全日本社会人ボクシング選手権大会と併せて行われている。 本大会の前身である全日本女子ボクシング選手権大会ジュニアの部も併せて記述する。 歴史全日本女子選手権ジュニアの部2013年まで女子の高校生年代(15 - 18歳)はエリート(18歳以上)の大会である全日本女子ボクシング選手権大会に参加が認められていた。 しかし、2014年に国際ボクシング連盟(当時AIBA、現IBA)よりユース(15 - 16歳)とジュニア(17 - 18歳)の選手のシニア(エリート)大会への出場禁止が通達されたため[1]、同年より部門分けしてジュニアの部として開催[2]。当時全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に女子ボクシングが含まれておらず[注 1]、高校生年代の女子が出場できる全国大会が同年より女子の部が新設された全国高等学校ボクシング選抜大会(ジュニアオリンピック)での3階級のワンマッチ[注 2]しかなかったため、部門分けによって対応することになった。当大会はピン級からミドル級までのうち、エントリーのあった全階級で行う。 全日本女子ジュニア選手権2020年よりエリートの部は全日本ボクシング選手権大会との男女併催で東京都の墨田区総合体育館での固定開催になり、ジュニアの部のみ引き続き全日本社会人ボクシング選手権大会との併催となる予定であったが[3]、新型コロナウイルス感染拡大の影響により複数日にかかるトーナメントの継続が困難と判断されたため、2020年大会は中止が決定された[4]。 2021年の大会は全日本社会人選手権とともに中止になったが[5]、代替大会として2022年1月5日~8日の日程で四日市市総合体育館にて「全日本女子ボクシング選手権ジュニア四日市大会」として開催した[6]。この大会は前年にやはり中止となった三重とこわか国体の代替大会として行われた「チャレンジマッチ」(男子の三重県選抜と2021年世界選手権金メダリスト坪井智也ら国内トップによる対抗戦)との併催だった[7]。また、最終日には2016年と2017年の本大会を連覇し、前年の東京オリンピックで金メダルを獲得した入江聖奈がゲストとして来場し、最優秀選手に「入江聖奈賞」を贈呈した[8]。 2022年は全日本社会人選手権が3年ぶりに開催され、併催となる当大会は全日本女子ジュニアボクシング選手権大会に改め、これを第1回とする[9]。 歴代開催地
歴代最優秀選手
全日本女子ジュニア優勝歴のある主な選手脚注注釈出典記事
関連項目外部リンク |
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