利用者:つちくら現在、主に新バビロニア帝国(紀元前7~6世紀)及び新アッシリア帝国(紀元前10~7世紀)に関連する記事について、英語版の記事を翻訳して日本語記事に統合する作業をしています。 新アッシリア帝国の翻訳プロジェクト現在、新アッシリア帝国関係記事の翻訳プロジェクトを立ち上げています。詳細はこちらを参照してください。 英語版記事(古代オリエント関係)の翻訳プロジェクト私は、古代オリエントに関する英語版ウィキペディアの記事を、日本語に翻訳する作業を進めています。 きっかけは、調べ物をして、日本語のインターネットの内容では物足りなく、英語版ウィキペディアの記事を見た時でした。日本語版の記事と英語版の記事の情報量のあまりの差に、驚いたことを覚えています。自動翻訳ページで英語版の記事を翻訳してみましたが、機械の翻訳ではやはり不自然で、あまり役に立たず、「それなら自分で訳してみよう」「訳すからには、日本語版の記事にしてみよう」それが始まりでした。(参考まで、初めて翻訳した記事はこちらです。) その後も関連する様々な項目について日本語版の記事と英語版の記事を見ましたが、調べれば調べるほど情報量の圧倒的な差を思い知らされました。日本人が知らない大海が、そこに広がっていると言っても過言ではありません。考えてみれば当たり前で、日本語圏の人口と、英語圏の人口からして、違います。日本語圏はほぼ日本が中心であるのに対し、英語圏はアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアその他、世界各国に広がっています。記事を投稿する人数、記事を修正する人数の厚みが、そもそも違います(参考まで、例えばアッシリアの首都ニネヴェについて、日本語版の記事はこちら。英語版の記事はこちらです。注:2018年6月時点で比較しており、今後、差が埋まる可能性もあります)。 英語版の記事を翻訳する作業の中で知りましたが、日本語のインターネットに存在しない遺跡名、論文も数多くありました。英語名で検索しても、その名前が日本のウェブサイトでまったくヒットしないということは、日本人はそれらの遺跡、論文の存在を知らないということとほぼ同じです(もしかしたら、英語の文献等で知っている人も一部にはいるかもしれませんが、おそらくは例外でしょう)。 たとえば、ジャーワンの遺跡に関する記事がそうでした。イラクにあるこの遺跡には、アッシリア帝国の首都ニネヴェに水を運ぶための運河・水道橋があり、1933年にアメリカのシカゴ大学の調査隊が発掘しています。それほど昔に発掘された遺跡ながら、私が翻訳するまで、日本語のインターネットにはその名前が存在しませんでした。これは一例で、枚挙にいとまがありません。 もし、関心があるのなら、英語版ウィキペディア記事の翻訳作業をしてみませんか? 自分の関心のある分野でよいと思います。メソポタミア、エジプト、ギリシア、ローマなど、どんな分野でも構いません。何か関心のある項目について、日本語版と英語版、両方の記事を調べれば、その情報量の差を知ることができると思います。全ての記事がそうだとは言いませんが、情報量の格差がある記事が多く存在するのも事実です。それらの翻訳作業をすることで、日本における歴史情報の蓄積に貢献することができると思います。 賛同してくださる方の作業を期待します。 今までに手がけた記事ここに掲載しているもの以外にも、プロジェクト:新アッシリア帝国で多数の記事を手がけています。そちらの方をご参照ください。 歴史上の人物歴史史料都市・遺跡その他脚注のみ翻訳作業した記事人物都市 |
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