利用者:エドセドラ/ウィキペディア殺人事件

ウィキペディア殺人事件(-さつじんじけん)とは、都市伝説の一つである。

一人暮らしの男性がウィキペディアで何気なく自分の名前を検索した。すると、自分の名前のページが見つかった。

だが自分は特に大きな偉業を遺している訳ではない。彼は同姓同名の人かと思いながらも、そのページを開いた。

するとページには、自分の血液型や身長等のプロフィールから好きな物事までが。更には過去に起こした失敗談や家の内装も、事細かに記されていたのだった。これは偶然ではない。同姓同名等ではなく、明らかに自分のことだったのだ。そして最後には、自分が死んだことが書かれていた。

そう、このページは元々偉人のページだった。しかしこれだけ自分のことが厳密に書かれているのには、何か引っ掛かるものがある。最近の出来事まで記されている…。

次の日、その男が血を流して死んでいると、マンションの住人からの通報があった。首を切られて死んでいるようだ。

警察が来て検証を始めた。だが人が入った痕跡はなく、又自殺にしては聊かおかしい所がある。

• パソコンの画面を開きながら自殺を図った点。
• 刃物が見当たらない点。

その時一人の検事がパソコンの画面を見ると、例のページが開いてあった。しかもそのページの更新履歴を見ると、30人以上のユーザーから成型されたページであった。

自殺か他殺か判らない怪事件であるが、真似する人が増えないようにと、世間への公表を禁止した。