利用者:狄の用務員/サ終サ終(サしゅう)は、「サービス終了」の略語。何らかのサービス、特にオンラインで提供されるサービスが終了することを指す[1][2][3][4][5][6]。 概要「サ終」は、日本のSNSなどで用いられる俗語(ネットスラング)の一つで、「サービス終了」の略語。ネットサービスやオンライン提供のゲームなどの運営が終了して利用できなくなることを指す。 。 サ終(物理)ソニー子会社のIoTベンチャー・Qrio(キュリオ) が5月8日に発表したスマートキー「Q-SL1」のサービス終了が物議を醸した。「IoT機器は事業者の都合で使えなくなる」というリスクが顕在化した。 永久不滅ウォレットのサ終了「永久不滅ウォレット」がサービス終了されることが発表されると、大きな話題を呼んだ。
ゲーム従来の買い切り型のソフトウェア製品やゲームタイトルは、提供パッケージを利用者が購入して手元の機器に導入して使用するため、購入済みの製品は開発元や販売元の意向や動向とは関わりなく機器が動作する限りは利用できた。しかし、近年ではソフトウェアをネットサービスとして提供する「ASPサービス」あるいは「SaaS」と呼ばれる提供形態や、ゲームをスマートフォンアプリとして実装し、運営元のサーバにアクセスして随時内容を取得してプレイする方式が主流となっている。こうした、プログラムやコンテンツ、利用者のデータなどの実体が運営元のサーバに保管される提供形態では、運営元がインターネット上のサーバを運営し、サービスを提供し続ける限りは利用できるが、事業の不調などから運営を取りやめると利用不可能となり、それまでに蓄積されたデータなども表示・操作できなくなる。特に、ゲームの場合はパッケージ販売のように最初に一度だけ代金を支払う購入型(買い切り型)ではなく、ゲーム内通貨やアイテム、機能などについての都度課金型が主流となっており、長年運営されているタイトルでは累積で大きな金額を支払っている利用者も多いことから、サービスが終了すると手元に何も残らないことが利用者の不満を高めている サ終発生理由「サ終」が発生する理由はいくつかある。以下にいくつかの一般的な理由を示す。
予兆サ終の影響「サ終」が発生した場合、プレイヤーにはいくつかの影響が及ぶ。以下に、サービス終了時の一般的なシナリオを示す アクセス不可: サービス終了後、プレイヤーはゲームやアプリケーションにアクセスできなくなる。ログインやプレイができなくなるため、過去のプレイデータやアイテムも失われる。 コミュニティの解散: オンラインゲームはコミュニティとの交流が重要である。サービス終了により、プレイヤー同士の交流や協力ができなくなり、コミュニティが解散することがある。 感情的な影響: サービス終了はプレイヤーにとって感情的な瞬間である。愛着を持っていたゲームやキャラクターが消えることは、多くのプレイヤーにとって寂しい出来事である。 課金アイテムの喪失: ゲーム内で課金したアイテムや仮想通貨は、サービス終了後に利用できなくなる。プレイヤーはこれらのアイテムを失うことになる。 代替手段の検討: サービス終了後、プレイヤーは代替のゲームやアプリケーションを探す必要がある。新しいプラットフォームで同じような体験を求めることがある。 総括すると、サービス終了はプレイヤーにとって大きな変化をもたらす出来事である。運営会社は通常、事前にプレイヤーに通知し、サービス終了の日程を告知するが、それでもプレイヤーは感情的な反応を示すことがある。 復活サ終RTA揶揄してRTAと呼ばれる。 サ終最速この分野においては、2016年公開のブラウザゲーム型のMMORPG、「カオスサーガ」が伝説的とされる[7]。 サ終告知最速2021年公開のオンライン麻雀ゲーム「姫雀鬼」は、サービス開始と同時にサ終を発表し、伝説となっている[8][9]。「9月6日0時」「遂に正式リリースとなりました!」と告知すると同時に、「サービスを終了させていただくこととなりました」「皆様のご応援とこれまでの思い出は永遠の宝物です」[10]
関連項目
参考文献
外部リンク
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