提案要項

この草案は他の提案の利点を取り込み、欠点を排除する事を目指しております。
議論は「Wikipedia‐ノート:ページの分割と統合#分割・統合の要件が曖昧過ぎる」及び「Wikipedia‐ノート:ページの分割と統合#提案 E」を参照してください。
- このページのノートでは議論しないでください。
このページはTakymのサンドボックス（砂場）ですが、議論に関わる方なら誰でも編集できます。
- ただし、議論終了後は歴史的資料として保存されるので編集しないでください。
- 編集前に予め議論に参加する様にしてください。議論未参加者の編集は差し戻します。
- 編集後は必ず編集の要点を議論場所で報告する様にしてください。
- 転記を行った場合は必ず転記元の版の一覧を更新してください。
  - 記載が無い場合、履歴不継承となり版指定削除の対象になる可能性があります。
改正作業を実施する際の注意事項
- 履歴継承を忘れずに実施してください。
- また、カテゴリへの登録を忘れないでください。
  - 記事の末尾にあるコメントを解除し、適宜修正してください。
- 仮の目次は削除してください。
転記元の版（履歴継承用）
- Wikipedia:ページの分割と統合
- Wikipedia‐ノート:ページの分割と統合
  - 版番105138337
提案一覧
- 他の利用者による同一議論に対する他の提案は「Wikipedia‐ノート:ページの分割と統合#分割・統合の要件が曖昧過ぎる」を参照。
- Takymによる全ての草案は「利用者:Takym/sandbox/ページの分割と統合」を参照。
- /同一性の証明

記事本文

原則

このガイドラインは、細かな例外もありますが、次の五つの原則に従っています：

記事の問題は可能な限り編集で対処します。
- 編集の手法には修正や加筆、除去、並替、整理などがあります。
- 分割・統合・転記、移動・改名、削除などは最終手段と考えます。
一つの記事で説明すべき存在や事象、概念は基本的に一つとします。
- これが満たされていない時は分割や統合を検討します。
記事に著しい問題が無い時に分割や統合を行う場合は次の二点を考慮してください。
- 分割する場合は、見解の相違で異なる記事を作らない様に注意してください。
- 統合する場合は、出典に基づいて事物の同一性または概念の包含関係を証明してください。
可能な限り分野別に分割と統合の具体的な基準を設けてください。
- ポータルやプロジェクトがあれば、そこで基準を設ける事ができます。
- なければ、井戸端で議論してください。
- ただし、この原則と矛盾してはいけません。
解釈論争が避けられない時は次の対処を考えてみてください。
- ガイドラインが曖昧であると判断される場合は、記事に対する議論を停止し、先に基準に関する合意形成を図ってください。
- ガイドラインを曲解して適用しない様に留意してください。詳細はWP:GAMEを参照してください。

条件区分の意味

本ガイドラインにおける条件の区分で用いられる用語を解説します。基本的には四つに区分されますが、後述する通り例外もあります。「実施」は分割、統合、転記の何れかを実施する事を意味します。「提案」は適切な告知手続きを終えた分割、統合、転記の何れかの提案を意味します。

「してはいけない」「すべきでない」

この区分の条件に一致する場合、常に実施を禁止する案件です。
この条件は最も優先しなければなりません。
つまり、この条件に一致したら実施を取り止めます。
- 一致しなかったら次の条件の判定に移ります。

「すべき」「しなければならない」「常に○○する」

この区分の条件に一致する場合、常に実施を推奨する案件です。
この条件は二番目に優先します。
つまり、この条件に一致したら合意形成期間の満了後に実施します。
- 一致しなかったら次の条件の判定に移ります。

「しなくてよい」「可能な限り現状維持」

この区分の条件に一致する場合、議論によって提案を否決すべき案件です。
- ただし、議論の結論次第では実施される場合もあります。
この条件は三番目に優先します。
つまり、この条件に一致したら、実施を取り止めるか、または、議論によって記事に最も適した対処を決めます。
- 一致しなかったら次の条件の判定に移ります。

「してもよい」「議論で決める」

この区分の条件に一致する場合、議論によって提案を可決すべき案件です。
- ただし、議論の結論次第では実施されない場合もあります。
この条件は四番目に優先します。
この条件に一致したら、合意形成期間の満了後に実施するか、または、議論によって記事に最も適した対処を決めます。
- 一致しなかったら提案を取り下げます。

「～の場合は××」

四つに区分に当てはまらない場合でも、記載された条件の通りに対処してください。
優先順位が明示的に規定されていなければ、「しなくてよい」「してもよい」と同等とします。
この例外区分は、例えば出典による判断の表で使用されています。
尚、ガイドラインを改正する際は、可能な限り例外を作らない様にしてください。

判断フローチャート

共通の判断フローチャート

してはいけない場合
- 法的問題がある場合（権利侵害や履歴不継承など）
  - →削除依頼に回すべき案件
- 記事名に問題がある場合
  - 記事名の付け方に反する記事名
  - 出典により使用が確認されない記事名
  - 正確性に疑問がある記事名
    - WP:V・WP:POV・WP:ORも参照
  - 不快な記事名
- 宣伝目的で行われる場合
- 競合する議論が並行している場合
  - 統合・分割・転記・改名・移動・削除などは相互に競合する
  - 結論に矛盾や混乱が生じる為
    - 例えば、削除後の分割・統合による履歴不継承の発生など
    - 例えば、削除後のリダイレクト化と統合否決の矛盾など
    - 例えば、告知の漏れによって議論を発見し難い状況など
    - 例えば、競合する議論で異なる基準や規則が適用されてしまう
  - →既存の議論を終了させる
  - →告知手続きを適切に済ませてから、既存の議論場所で継続する
    - 例えば、削除依頼のサブページで分割・統合の議論を継続できる
すべき場合
- 現状に著しい瑕疵がある場合
  - 出典とは異なる対応になっている
  - 以前の議論において適切な対処が為されていない
しなくてよい場合
- 閲覧者や編集者の利便性が低下する根拠が提示された場合
- 他の記事に貼り付けられるリンクの整合性を維持できなくなる場合
  - 更に再分割や再統合を重ねる場合、整合性の維持はより困難になる
  - 整合性を維持する方策
    - 曖昧さ回避記事の設置を検討する
    - 機械的な修正の実施を検討する
- 再分割や再統合が繰り返し行われている場合
してもよい場合
- 閲覧者や編集者の利便性が向上する根拠が提示された場合
- 百科事典の情報としては有用であり削除するには勿体無い記事または記述を残す場合
  - 特筆性は記事の文章量や社会的影響ではなく第三者による有意な言及で評価する
  - 単独立項に足る特筆性がある場合は分割し、足らない場合は統合する
    - 単独立項に足らず、適切な統合先が無い場合は新設統合や転記、改名などの手段を考慮する
    - 有用性が認められる場合は決して記述の削除は行わない
  - 有用性の基準は分野別において定められている場合がある
    - 定められていない場合は、論争の長期化を避ける為に、有用性の基準の合意形成を先に行う
  - 特筆性が無く記事全体の有用性も認められない場合は削除依頼に回す
  - 信頼性のある出典が確認され、記事の主題との関連性が認めれる記事内の記述の除去は、有用性が無くとも可能な限り避ける

分割の判断フローチャート

してはいけない場合
- 主題に対する当事者間の見解の相違による場合
  - 見解の相違は、出典により証明された相反する主張の存在を意味し、ノートページにおけるウィキペディアンによる見解の相違を意味しない
  - 説明文例：「例えば、記事の主題に関して利害関係者によって異なる主張が展開されている場合、それらを別の記事に記載するのは中立性に問題があると言える。」
- 跡地の曖昧さ回避ページで分割後の記事の共通事項を解説する場合
  - 曖昧さ回避は記事への案内が目的であり、各記事の共通事項は解説すべきではない
  - 暫定措置としても行うべきではなく、各記事で記述が重複しても構わない
すべき場合
- 明らかに無関係の内容が同一記事に存在する場合
- 曖昧さ回避の廃止された方式に違反している場合
  - いわゆる山手線方式（曖昧さ回避記事と共存している）など
しなくてよい場合
- 片方ないし双方がスタブ記事となる場合
してもよい場合
- 記事が肥大化しており、閲覧および編集に支障をきたしている場合
- 記事中で特定の説明だけが異常に多い場合
  - 分割先記事の名称は、分割元記事の名称と分割する節の名称を組み合わせたものにできる。
    - （柔軟性を欠かない様に「できる」規定にする）
- 時代区分に基づき異なる呼称を与えられる場合
  - 改名された場合
  - レトロニムが与えられた場合
- 記事内容が複数の分野に跨る場合
- 分野別の基準に基づき関連性の低さを証明できる場合

統合の判断フローチャート

してはいけない場合
- 記事名が統合する全ての記事の主題に対し平等性がない場合
  - →新設統合を検討する
すべき場合
- 明らかに同一の存在・事象・概念を別々の記事で記述している場合
  - ただし、統合後に記事を肥大化させてはならない
  - 同一性が認められる場合でも分割される場合もある
しなくてよい場合
- 言語間リンクの設置に支障をきたす場合
  - 両方の記事に言語間リンクが設定されている場合、統合後に矛盾が生じる可能性がある
してもよい場合
- 関連性の高い複数の記事がスタブ記事のままとなっている場合
  - 関連性の評価に関しては分野別の基準に従う
- 複数の記事に跨って同一の記述が重複しており、明らかにバランスを失している場合
  - 共通事項記事として新設分割できる
- 記事が肥大化している場合でも分野別に合意が取れている場合
- 正式名称または総称が同名であり、且つ分野別において定められた類似性の基準を満たす場合
  - 複数の主題について共通の呼称として最も優勢な呼称が出典により証明できる場合も含む

転記の判断フローチャート

してはいけない場合
- 適切な転記先が存在しない場合
- 転記先の記事が削除議論中である場合
  - 転記対象となる記述が誤って一緒に除去されてしまう可能性がある為
すべき場合
- 分割の基準に該当するものの既に分割先の記事が存在する場合
- 統合の基準に該当するものの全てを統合先に移すべきではない場合
- 明らかに無関係な記述を移す場合
しなくてよい場合
- 転記元がスタブ記事となる場合
- 記述が無出典であるか、若しくはWP:NOTに抵触する場合
  - その様な記述は除去するかコメント化するか{{要出典}}系のテンプレートを貼り付けるべき
  - WP:NOTに抵触するかどうかは、転記先に記述した場合に抵触するかどうかで考える
- 転記先にも同様の記述がある場合
  - 単に転記元の記述を除去するか検討すれば良い
- その記述があっても不自然ではない場合
  - 不自然さの基準は分野毎で定めるべき内容
  - 分野で決まっていなければ、議論によって決める
してもよい場合
- 転記先に記載した方が自然である場合
  - 記事の構成上の自然さや可読性の高さなどを考慮する
  - 場合によっては転記元と転記先で重複させてもよい
- 記載位置によってはWP:NOTに抵触しないと考え得る場合

判断の表

表の役割

「出典による判断の表」と「容量による判断の表」はあくまで議論の参考として提示する。
分野において異なる表を提供する事もできる。

出典による判断の表

出典による判断
概念の包含関係を示す出典が無い			概念の包含関係を示す出典が有る
	同じ存在・事象とする出典が有る	同じ存在・事象とする出典が無い	概念の包含関係を示す出典が有る
異なる存在・事象とする出典が有る	議論で決める	常に分割する	肥大化している場合は分割し、記述量が少ない場合は統合する
異なる存在・事象とする出典が無い	常に統合する	可能な限り現状維持	肥大化している場合は分割し、記述量が少ない場合は統合する

容量による判断の表

現在、二つの案があります。
第一案は取り下げました。
閾値の設定は暫定的なものです。

第二案

容量による判断
＼実施後の容量→ ↓実施前の容量＼	概ね10KB未満		概ね10KB以上150KB未満		概ね150KB以上
概ね4KB未満	統合すべき
概ね4KB以上20KB未満	分割してはいけない	統合してもよい	分割しなくてよい	統合してもよい	統合してはいけない
概ね20KB以上50KB未満	分割してはいけない		分割してもよい	統合しなくてよい
概ね50KB以上	分割しなくてよい		分割すべき	統合しなくてよい

（分割の為だけの加筆や統合の為だけの除去は不可）

第三案

容量はキビバイト（KiB）単位で、大まかな目安として提供される。
- 論争の長期化を避ける為に、基準の例示として提供されるものであり、厳密に合わせる必要は無い。
分割の為だけの加筆や統合の為だけの除去は不可。
- （善意にとるならば、分割や統合の為だけなのか判別するのは不可能に近い）

容量による判断
＼実施後の容量→ ↓実施前の容量＼	～10		10～150		150～
00～04	統合すべき
04～20	分割してはいけない	統合してもよい	分割しなくてよい	統合してもよい	統合してはいけない
20～50	分割してはいけない		分割してもよい	統合しなくてよい
50～00	分割しなくてよい		分割すべき	統合しなくてよい