千葉市立稲毛高等学校・附属中学校
千葉市立稲毛高等学校・附属中学校(ちばしりつ いなげ こうとうがっこう・ふぞくちゅうがっこう)は、千葉県千葉市美浜区にある公立の中学校・高等学校。併設型中高一貫制共学校で、2022年から中等教育学校へ段階的に移行している。中高共通の通称は「稲毛」(いなげ)、「稲校」(いなこう)、「市稲」(いちいな)。高等学校の通称は「稲高」(いなこう)。附属中学校の通称は「稲附」(いなふ)。中等教育学校の通称は「稲国」(いなこく)。2024年春に附属中学の生徒が高校に進学したので、附属中学生はいなくなり、中学生全員が稲毛国際中等教育学校の完全中高一貫生となった。 概要千葉市立千葉高等学校に次いで2番目に設置された千葉市立の高校である。 教育課程は全日制課程で、開校時から普通科を設置していたが、1990年(平成2年)に、千葉県では初の国際教養科を設置された。2007年に、千葉県の公立高等学校では初となる併設型中学校「千葉市立稲毛高等学校附属中学校」が開校し、中高一貫教育校となった。 英語教育や国際理解教育に力を入れており、アメリカやカナダなど海外の学校との交流が盛んである。また2003年より2期6年にわたり文部科学省からスーパーイングリッシュランゲージハイスクールに指定されていた。 2022年(令和4年)から中等教育学校(仮称:千葉市立稲毛中等教育学校、千葉市立稲毛国際中等教育学校として開校)への移行が開始され、2027年完了予定[2]。 それにともない、高校募集は2024年が最後となり、2025年からは高校から入学することができなくなる。 卒業生の渡航によるライトノベル『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』で劇中の千葉市立総武高校のモデルになっている[3]。同じくテレビアニメされた『あっちこっち』でも猫毛高等学校として稲毛高校をモデルにしたと思われる学校が登場する。 沿革年表
(年表の主な出典は公式サイト沿革のページ[4] 基礎データ通学区域
校名の英語表記高等学校:Chiba Municipal Inage Senior High School 附属中学校:Chiba Municipal Inage Senior High School Affiliated Junior High School 国際中等教育学校:Chiba Municipal Inage international secondaryschool アクセス象徴
校訓は、「真摯・明朗・高潔」。校歌の歌詞に取り入れられているほか、生徒通用門のレリーフに刻まれている。また、第二特別教室棟の玄関付近に、英語版のレリーフが設置されている。
校章は、千葉市の市章である「月星」を背景とし、高校は「髙」、中学は「中」の文字が中心に配されている。またいなげの浜をイメージした「波頭」と、稲毛の台地の「松」をイメージした紋も組み合わされている。 学校行事
なお、2019年度より廃止に伴い体育祭(秋実施)へ変更。
学校施設校舎は船をイメージして建設されたものであるが、改修等によりその形状は若干崩れてしまっている。4万冊を超える蔵書のある図書館や合宿所である朋友館、英語の授業のために設置された第二特別教室棟がある。 2009年公開の映画『20世紀少年 第2章 最後の希望』にて、主人公・カンナが通っている、東京都立新大久保高等学校のロケ地として使用された[5]。 部活動諸活動
ほとんどの文化系部活動は高等学校と合同で活動。
高校関係者と組織関連団体
高校関係者一覧
校舎の改装2023年12月より、同校では校舎の大規模改修工事を行っている。高校ではグラウンドでプレハブの校舎で、中等では、旧高洲第二中学校で、それぞれ授業を行っている。なお、改修工事は2024年12月に終了する予定である。 脚注
関連項目外部リンク |
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