南イリノイ大学南イリノイ大学(英: Southern Illinois University)は、アメリカ合衆国イリノイ州にある総合大学であり、1869年に設立された南イリノイ教育大学(Southern Illinois Normal College)が起源である。 2つのフラッグシップキャンパス、南イリノイ大学カーボンデール校(Southern Illinois University Carbondale、略称:SIUC、カーボンデール市と南イリノイ大学エドワーズビル校(Southern|Illinois University Edwardsville、略称:SIUE、エドワーズビル市en:Edwardsville,_Illinois)から成る。なお、SIUCが1970年に設立した医学部(School of Medicine)は、イリノイ州の州都スプリングフィールドにある。両キャンパスが共に田舎の小さな町という環境にあることもあり、近年、順位を下げており、南イリノイ大学は、Webometrics|Ranking of World Universities[1]の2010年版によると、世界第293位となっている(ちなみに同大学と順位が近い日本の大学に287位の九州大学、442位の神戸大学がある)。 南イリノイ大学カーボンデール校→詳細は「南イリノイ大学カーボンデール校」を参照
南イリノイ大学の中核となるカーボンデール校は、1869年に設立された南イリノイ教育大学(Southern Illinois Normal College)が起源である。所在地のカーボンデール市はイリノイ州の南部にある。 南イリノイ大学エドワーズビル校
エドワーズビル校が所在するエドワーズビル市は、セントルイスに近く、イリノイ州で3番目に古い市である。 次の学部・大学院がある。
南イリノイ大学新潟校南イリノイ大学新潟校(Southern Illinois University Niigata : SIUC-N)は、1988年に新潟県北蒲原郡中条町(現胎内市)に日本分校(新潟校)として設置された。一時は新潟校から南イリノイ大学他校への留学生も多数いたが、学生数減少によって累積赤字になり、2007年3月の卒業生をもって廃校となった。現在、残された施設は改修された上で開志国際高等学校の校舎と学生寮に転用されている。 新潟校は、南イリノイ大学本部が直接設置したものではなく、日米貿易摩擦解消のために組織された日米貿易拡大促進委員会の後援のもとに中条町が誘致した。 南イリノリ大学からの教員の招聘や地元との交流、さらにはカーボンデール市と中条町の姉妹都市の提携があった。また、新潟県とイリノイ州は新潟・イリノイ教育経済評議会を結成するなどの一定の成果が得られていた。 なお、新潟校は、名称は「大学」だが、日本国の学校教育法で大学扱いができず、各種学校扱いであった。 関連人物
脚注
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