名古屋市立鳴海東部小学校
名古屋市立鳴海東部小学校(なごやしりつ なるみとうぶしょうがっこう)は、愛知県名古屋市緑区平手北に位置する公立の小学校である。 概要1873年(明治6年)に鳴海小学校の分校として創立した。愛称は「鳴東(なるとう)」で、校名は「鳴海地域の東方に位置する」、「鳴海小学校の東の分校」という2つの由来があると考えられる(「鳴海東部」という地名は存在しない)。2023年(令和5年)に創立150周年を迎えた。 名古屋市緑区は中川区とともに人口の増加が著しく、創立以来、多々の小学校を分離してきた。1974年(昭和49年)に黒石小、1975年(昭和50年)に神の倉小、1988年(昭和63年)に徳重小、1990年(平成2年)に大清水・滝ノ水小、1998年(平成10年)に常安小、2003年(平成15年)に小坂小と分離し、計7小学校と分離をした(徳重小は2008年に熊の前小と分離した)。 授業・休み時間など
授業は朝8時50分に始まる。1年生は金曜日に4時間帯があり、4年生以降は5時間と6時間帯で一週間をすごす。5年生からは6時間帯の日のほうが5時間帯の日より多くなる。 授業は基本的に45分授業で、休み時間は令和5年度までは大放課(20分)と昼休み(15分)以外10分の放課、令和6年度より大放課が15分、それ以外の放課は10分である。掃除は給食後15分である。 特徴校内にFBC花壇と呼ばれる花壇を設けており、毎回名古屋市の「FBC(フラワーブラボーコンクール)」に応募しており、何度も賞を受賞している。花壇のデザインは春・秋コンテストともに児童作成のデザインから選定している。 また、地域との交流の一環として毎年8月に行われる「にっぽんど真ん中祭り」の鳴海(駅前)会場で、よいとこ踊りのチームに参加しているほか、緑区のお祭りにも参加している。 沿革
学区学区はおもに平手・平手北・平手南・細口・鳴丘・横吹・諸ノ木・水広下・大清水地区の(一部)からなる。特に諸ノ木は豊明市の学校が本校より近く、またおおよそ本学校から2.5キロほどの地点に地区はある。大清水は2010年度から大清水小学校の学区となった。 学校行事
運動会は毎年5月末に1日で開催される。(新型コロナウイルス流行時は10月に半日で行われた。)
学芸会と作品展は毎年交互に行われる[1]。 学芸会は学年ごとに劇を披露する。作品展は図画工作の時間につくった作品を一人1,2点ほど展示する。
年に2回、地域清掃をする。その日の愛称は”エコデー”とよばれ、児童の参加は原則全員参加であり、周辺地域住民の参加自由である。 この「エコデー」には、イメージキャラクターである「エコちゃん」となるキャラクターが存在する。(すでに消滅しているが、運動会前の運動場の清掃を「エコデー」として行っている。)
4年生までは遠足の行事が毎年ある。また、3年生からは校外学習を毎年行う。5年生は「中津川野外教育」というものがあり、岐阜県中津川市の名古屋市営の「中津川野外教育センター」にて2泊3日の野外学習を行う。修学旅行は、「京都・奈良」である[2]
2007年度の冬より毎年冬になるとびグランプリ(大縄大会)を開催している。第3回よりはトロフィーも製作され、本格的に行われている。
児童自身で総合的な学習の時間として調べたり学んだりしたことを学年別に工夫して発表する。11月に行われ、AチームとBチーム、2チームに分かれて発表する。体育館に観覧用のいすが並べられる。本番当日はその日に発表しないチームが観覧用のいすに座り鑑賞する。午後には保護者を招き、もう一度同じ発表を行う。午前と午後で順番が変わる。給食は行事食に変更になる。基本的に待ち時間は自主学習の時間となる。アナウンスは放送委員会が担当する。 進路・進学
公立校に進学する場合は、学校から800メートルほど離れた扇台中学校に進学する。 トワイライトスクール2006年に北校舎1階の教室を改装して施設を整備した子育て支援事業。平日は放課後19時まで、土曜日は朝から18時まで無料で児童を預かる。日曜日は利用できない。有償の小坂小学校と共有の学童保育も利用できる。(小坂学区にある) 部活動・委員会部活動は4年生から、委員会活動は5年生から始まる。委員会は全員がいずれかの委員会に参加しなければならない。その一方で、部活動への参加は任意である。 部活動は現在は株式会社リーフラスが担当している。2025年度から担当する会社が岐阜県の会社に代わる予定。曜日がそれぞれ違い、曜日が同じ部活には入れない。曜日が違うのであればいくつ入っても問題はない。 部活動部活動は以下の6つである。括弧内は活動曜日 委員会委員会は以下の通り。
施設校舎は北校舎・南校舎からなり、北校舎が比較的新しい。 門は4つあるが児童は通常「正門」と「北門」を使う。残りの2つは教師の駐車場付近と、エコファームの隣にある。これら2つの門には名称がない。
アクセス
脚注
出典外部リンク |
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