國學院大學博物館
國學院大學博物館(こくがくいんだいがくはくぶつかん)は、東京都渋谷区東の國學院大學渋谷キャンパス内にある博物館。 考古展示室・神道展示室・校史展示室・企画展示室の4つの展示室からなる。 國學院大學同様、メディアでの表記には「国学院大学博物館」の新字体が用いられることもある。2017年(平成29年)1月30日には総来館者15万人を突破した[2]。 概要![]() 写真中央は前身である伝統文化リサーチセンター資料館。現在は同所に國學院大學博物館が所在する ![]() ![]() 國學院大學博物館は、1928年(昭和3年)に当時國學院大學の学部1年生であった樋口清之博士が、自身の収集品を寄付し創設した[3]考古学陳列室(後の考古学資料室・考古学資料館)と、1963年(昭和38年)創立の神道学資料室(後の神道資料展示室・神道資料館)を淵源とし、両組織を統合した学術資料館や伝統文化リサーチセンター資料館の設置を経て、2013年(平成25年)に発足した。國學院大學研究開発推進機構が設置している。日本文化の講究に必要な文化財を収集・保存し、学術的な研究成果を一般に公開するとともに、広く学内外の研究教育活動に資することを目的としている[4]。 併設されるミュージアムショップでは、当博物館で開催した展覧会の図録や関連書籍、オリジナルグッズ、大学グッズ等を販売している。 所蔵資料は約11万点あり、年間5から6回の企画展・特別展を開催している。また、ミュージアムトークやワークショップも随時開催し、教育普及事業、博物館連携事業などを通して國學院大學の研究成果と日本文化の発信の拠点となっている[5]。常設展示は前身の文物を受け継ぎ、3つのゾーンに分かれている。 展示考古ゾーン主な展示資料
神道ゾーン主な展示資料
校史ゾーン國學院およびその設立母体である皇典講究所関連の資料や、國學院大學所蔵の資料・コレクションを展示する。 ![]() 主な展示資料
デジタル・ミュージアムデジタル・ミュージアムは、國學院大學における研究成果を学内外で研究・教育に利用できるようにすることを目的に、研究者、学生、一般までの幅広い利用者を想定して作られた様々なデータベースの集合体(各種の学術データベース、オンライン事典、デジタル・ライブラリーなどを含む)である。 英語や韓国語など日本語以外の言語で利用できるデータベースも含み、個別のデータベースの管理運営担当者との協力のもと、大学の研究開発推進機構・日本文化研究所の総合プロジェクトが中心となって運営している。 開館時間
入館は午後5時30分まで。土・日・祝含み通年開館。館内保守及び大学の定めによる不定期休館日あり。 ミュージアムショップの営業は午前10時30分 - 午後5時30分。 入館料
脚注
外部リンク |
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