園部町上木崎町
園部町上木崎町(そのべちょうかみきざきまち)は、京都府南丹市園部町桐ノ庄地区にある地名。南丹市内では大型のスーパーマーケットやドラッグストア、アパレルショップ、ガソリンスタンドなどが集まり、商業の市内中心地となっている[6]。 本項では現在の地名について園部町上木崎町、上木崎町、または上木崎として記述する。 地理園部町の北西に位置して東西に細長く、村内を京街道(現国道9号)が走り、三戸野峠(現観音峠)を西に超えると新水戸村(現京丹波町)に至る[7]。上木崎町は、園部町黒田・横田・河原町・上本町の北、内林町・木崎町の西、瓜生野の南に位置し、西方の山地は由良川水系と淀川水系の分水界をなす[7]。観音峠から流れ出た準用河川木崎川は上木崎町内を西から東に流れ、南側を流れている一級河川園部川の左岸に落ちる。 上木崎町は都市計画の市街化区域で、第1種住居地域および第2種住居地域、第1種低層住居専用地域がある[8]。 上木崎町の小字南丹市が公示している園部町上木崎町の小字は次の通りである[9]。
河川世帯数と人口以下は、南丹市住民記録による世帯と人口の推移[3]。
人口の変遷以下は、国勢調査による小地域集計が始まった1995年以降の人口の推移。
※2001年(平成13年)には、社会福祉法人長生園(上木崎町坪ノ内)の竣工式が2月にあり[16]、同年4月に特別養護老人ホームの増築(100床増床)により定員240名、ケアハウス設置認可(定員50名)、同年6月にグループホーム設置認可(定員9名)などと、人口が大きく推移するできごとがあった[17]。 世帯数の変遷以下は、国勢調査による小地域集計が始まった1995年以降の世帯数の推移。
歴史沿革
略年表
地名の由来
伝承大入道上木崎の春日神社と山陰街道の間の小さな道に、昔、大きな狸が住んでいて、夜になると身の丈一丈もある大入道に化けて、大きな高下駄をはいて、カランコロン・カランコロンとならしながら歩き、道行く村人をおどかしていたという。その時よりこの道を「入道」というようになったという[24]。 峠の観音さん国道9号の観音峠は、むかし三戸野峠や水戸野峠と呼ばれていた。むかし、この峠を通る旅人や馬子が古いわらじを道に捨てていた。ところが石にあたると、その旅人や馬子が急に腹痛で苦しんだ。そこで村人が石を掘ってみると観音様の姿をうつした石がでてきたので、その石の上に堂を建てて祀ったという。したがって、この観音様を「湧出観音(わきでかんのん)」とも「生えるぬき観音(はえぬきかんのん)」とも呼び、それから峠に「観音峠」の名が付いた[25]。 交通道路
峠
→詳細は「観音峠」を参照
路線バス
50系統 新光悦村線[28]
校区
施設等
社寺
史跡中畷古墳上木崎町上中畷にある前方後方墳。築造時期は、古墳時代前期の4世紀前半頃と推定されている[36]。 →詳細は「中畷古墳」を参照
上木崎城跡上木崎町下中畷にある城跡。園部川とそれに流れ込む支流が合流する東へ長細く伸びた丘陵に築かれており、西の尾根続きには黒田城跡がある[37]。 文化財等園部町上木崎にある指定および登録の文化財、ならびにレッドリストは次の通り。
生活上下水道
NTT固定電話同じ南丹市内であっても、園部MAの園部町上木崎町と、亀岡MAの八木町地区の相互通話には、市外局番 (0771)が必要である[5]。
日本郵便
電気
防災避難所
消防署及び消防団
防災行政無線災害情報や行政情報などを、音声で伝える通信設備。家庭などに設置している「戸別受信機」と小学校などにある「屋外拡声子局」から音声が発せられる。区などに貸し出されている「地区遠隔制御装置」からも集落内放送ができる。 毎日12時と17時には、動作確認として時報の音楽が流される。12時が「エーデルワイス」、17時が「夕焼け小焼け」。 サイレン吹鳴火災時にサイレン吹鳴がある。上木崎町では毎月1日21時、動作確認と火災予防啓発のため、サイレン吹鳴が実施される。そのほか、春と秋の火災予防週間にも鳴らされる。
脚注
関連項目
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