埼玉平成中学校・高等学校
埼玉平成中学校・高等学校(さいたまへいせいちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、埼玉県入間郡毛呂山町にあり、中高一貫教育を提供する男女共学の私立中学校・高等学校。学校法人山口学院が運営する。通称は『埼玉平成』『埼平中』『平成高』。 高等学校においては、中学校から入学した内部進学の生徒と高等学校から入学した外部進学の生徒の間では、3年間別々にクラスを編成する併設型中高一貫校[1]。全日制普通科で、4つのコースと中高一貫6年コースからなる。 18年連続関東大会出場の女子ソフトテニス部、全国大会3回優勝の女子サッカー部、ゴルフ部、県8強に食い込む男子サッカー部、硬式野球部、女子バレーボール部、軽音楽部等、全国大会や関東大会に出場するクラブも多い。 姉妹校に国際情報経済専門学校、霞ヶ関高等学校がある。 概要「為すことによって学ぶ -Learn by Doing-」を建学の精神とし、教育基本法並びに学校教育法に則り、知性と教養を高め、正義と平和を愛し、勤労と責任を重んじ、心身共に健康で人間性豊かな若人の育成に努めることを教育方針とする。 高等学校においては、新たに「言葉に強い生徒を育て、日本語力・英語力を高める」ことに重点を置き、中学校においては、中高一貫教育の中で「国際社会に貢献できる心豊かで逞しい人間の育成を目指す」ことに力を入れている。 校訓
教育目標
高等学校では以下の目標を加えた指導を展開する。
中学・高等学校 中高一貫コースにおいては従来の指導に加え以下の指導を展開する。
沿革
事故・問題となった事件
2007年(平成19年)9月21日、プロゴルファーでゴルフ部非常勤講師の男性コーチ(当時28歳)が打った打球が、ゴルフ部の2年男子生徒(当時17歳)の額を直撃し重症を負った。 コーチは「弾道を見せる」として部員生徒を練習場内の60~70メートル先に立たせてボールを打ったところ、生徒の右前額部を直撃した。コーチは自分のゴルフ用具を忘れたため、別の部員のドライバーを使い、手袋をしていなかった。また重傷を負った生徒には野球用のキャッチャーミットを持たせていた。 この事故で埼玉県警察西入間警察署は、傷害容疑でコーチを書類送検した。当初は業務上過失傷害容疑で捜査していたが、コーチはボールが当たる恐れがあると知りながら、生徒のいる方向を狙って打ったことが分かり、傷害容疑が適用された。 事故後、部員は陥没骨折など約2か月で入院し休部していたが、同年9月末に退院。10月中旬に練習を再開した。
2015年(平成27年)2月22日、同校の寮に住む1年の野球部員の男子生徒(当時16歳)が、校庭で守備練習中に事務職員で野球部コーチの男性(当時32歳)がノックしたボールが、ノーバウンドで生徒の頭に当たり倒れた。生徒は病院に運ばれたが、頭の骨を折って急性くも膜下血腫で意識不明の重体だった。 著名な卒業生
アクセス脚注
関連項目外部リンク
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