大城美佐子
大城 美佐子(おおしろ みさこ、1936年7月8日 - 2021年1月17日[1][2])は、沖縄民謡の歌手。 「沖縄民謡の重鎮」[3][4]、「沖縄民謡の偉大なる唄い手」[5]、「民謡界のベテラン」[6]、「沖縄民謡のレジェンド」[7]などと称された。 略歴
大阪市大正区に生まれ、沖縄県名護市辺野古で育つ[2][8] 。10代半ばから料亭で働き、当時人気があった沖縄民謡の唄者、嘉手苅林昌(かでかる・りんしょう)と小浜守栄(こはま・しゅえい)の熱烈なファンになる。当時は女性が三線を弾くことが良しとされなかった時代だったが、自らの耳で唄と三線を覚える[9]。 知名定繁(知名定男の父)に弟子入りして民謡の道に進む[8]。1962年にシングル『片思い』でデビュー[8]。その後、三線を抱えて東京、神奈川、大阪など長らく彷徨し、沖縄に戻ってくる[8]。 沖縄に戻ると嘉手苅林昌とデュオを組むようになった。嘉手苅から「コンビ唄はミサー(大城の愛称)に限る」と言われるほど名コンビとなり、多くのライブ、レコーディングを行った[8]。 芸能生活50周年となる2007年には約10年ぶりにアルバム『唄ウムイ』を発売し、発売記念ライブ[10]、同年7月8日には記念リサイタル[11]も開催された。 2017年には芸能生活60周年としてゆかりのあるアーティストらと共演したアルバム『島思い〜十番勝負』を発売した[5][6]。 那覇市東町、ゆいレール旭橋駅から徒歩2分の場所に民謡酒場「島思い(しまうむい)」を営んでおり、店内でライヴも開催されていた[12] 。 2021年1月18日未明、那覇市内の自宅で倒れているのが見つかり病院に搬送されるも死去が確認された[2]。死亡診断書によると前日17日午前に急性心筋梗塞のため死去したとされる[1]。84歳没。 ディスコグラフィーアルバム
DVD
出演映画
テレビドラマ
関連人物出典・脚注
外部リンク
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