大蔵町 (町田市)
大蔵町(おおくらまち, Ohkuramachi)は、東京都町田市の町名。「丁目」の設定のない単独町名である。郵便番号は195-0062[3]。 地理町田市の北部に位置する。東西に鶴見川が流れ、西の町境には小野路川が流れ、鶴見川に合流する。 東は能ヶ谷、東南は神奈川県川崎市麻生区の飛び地である岡上、南は金井ヶ丘と金井、西は野津田町と小野路町、北西は真光寺町、北は鶴川と接する。 河川地価住宅地の地価は、2014年(平成26年)1月1日の公示地価によれば、大蔵町字大蔵399番4の地点で12万9000円/m2となっている。[5] 歴史武蔵国都筑郡余戸郷に属し、その後、多摩郡小山田庄に属し、その後、多摩郡柚木領に属した。村は大蔵村と台村に分割された[6]。 明治時代後半から、大蔵の農家では副業として養蚕が盛んに行われた。1897年(明治30年)に蚕糸を扱う「鶴見川合資会社」ができ、横浜の貿易会社を通して米国に輸出されたが、1914年(大正3年)に閉鎖された。昭和の初めごろから繭(まゆ)の大部分は八王子片倉の片倉製糸工場に出荷された[7]。 地名の由来鎌倉時代に大蔵三郎竹高という者が住んでおりここから地名に採られたとも伝わる[6]。また、市川家の家伝「市川系譜」に、景行天皇40年以降、東夷征伐の準備のために近郷の貢米を保管するための蔵を設けたので、大蔵の郷と呼ばれるようになり、後に村名なったとも伝わる。しかし、地名の由来については単に大きな蔵があったためそう呼ばれたなどという言い伝えもあり、定かではない[7]。 沿革
世帯数と人口2018年(平成30年)1月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[2]。
小・中学校の学区市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[8]。
交通鉄道路線バス「下大蔵」バス停留所などから神奈川中央交通の路線バスで鶴川駅行きをはじめ、町田駅行き、多摩センター駅行き、若葉台駅、聖蹟桜ヶ丘駅行き(永山駅経由)などがある。 道路
施設![]()
関連項目脚注
外部リンク |
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