太王四神記 (宝塚歌劇)太王四神記(たいおうしじんき)は、大韓民国の同題テレビドラマを原作とした、宝塚歌劇団のミュージカル作品。脚本・演出は小池修一郎[1]。冠題は「幻想歌舞劇[1]」。 上演記録
登場人物
あらすじ西暦375年の高句麗。チュシンの星が輝く夜に二人の男の子が生まれた。一人は高句麗の王であるヤン王の子供のタムドク。もう一人は高句麗一の貴族のヨン家の長であるヨン・ガリョの子供のヨン・ホゲだった。同じ日に生まれた二人だが、タムドクは彼の身を案じた父より英知や能力を隠して生きるように命じられ、一方ヨン・ホゲはチュシンの星の輝く夜に生まれた子として周りの期待を受けながら成長する。お互いの親同士は確執があったが、タムドクとホゲは仲の良い少年時代を過ごしていた。しかし、ホゲの母の死によって二人の間の友情関係は崩れ、ホゲはタムドクを憎みチュシンの王を手に入れることを強く誓う。 一方、幼い頃に火天会に捕らわれたサビ城の姫であるキハは大長老プルキルの手先として育てられ、天地神堂の巫女として王宮に送り込まれる。プルキルの命令で王宮の書庫を物色しているところにタムドクと偶然出会う。外に自由に出かけることもできないタムドクはキハと話をするうちに心を通わせるようになり、二人の仲に恋愛感情が生まれていく。 玄武の神器の守り主であるヒョンゴは、サビ城に取り残された赤ん坊を黒朱雀にならないようにスジニの名づけて大事に育てていた。ヒョンゴはチュシンの王を見極めるために、男の子のように育ったスジニを連れて城下町へやってくる。そこへお忍びで町に出かけていたタムドクと出会い、スジニはタムドクが王子とは知らずに友情を育み、やがて憧れへと変わっていく。 ホゲを利用して四神器を集めて世界征服を企む火天会のプルキルは、ホゲの父ガリョと手を組み、タムドクを亡き者にしようと、様々な策略をしかけていく。一方、一時はキハとの平凡な幸せを夢見たタムドクだったが、ヤン王の死をきっかけにキハとの信頼も崩れ、やがて王への自覚を深めていく。 チュシンの王となるためにタムドクとホゲはそれぞれ、残りの神器を求めて動き始める。神器は誰が手に入れるのか?タムドクとキハの愛の行方は?さまざまな想いが交錯しながら物語が展開していく。 楽曲
スタッフ
花組のみ
星組のみ
出演者一覧花組(出演者)星組(出演者)主な配役
脚注
参考文献
外部リンク |
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