女子美術大学美術館
女子美術大学美術館(じょしびじゅつだいがく-びじゅつかん、英:Joshibi Art Museum)は、女子美術大学の付属美術館。所在地は神奈川県相模原市南区麻溝台1900。 概要大久保婦久子、片岡球子、郷倉和子、三岸節子、多田美波、佐野ぬいをはじめとした女子美術大学出身作家や教員、女子美術大学とゆかりの深い美術作品を中心に収蔵。2009年に旧カネボウコレクションの一部を所蔵したことにより、収蔵品は約15,000点となった。特に染織品は古代から現代までの世界の染織品を網羅した国内最大級のコレクション数を誇る。相模原キャンパス内に「女子美アートミュージアム」、杉並キャンパス内に「女子美ガレリア ニケ」(女子美術大学歴史展示室を併設)を設置し収蔵品の管理と保管、企画展の計画を担当している。また、日本の美術大学としては初となる海外常設ギャラリー「Joshibi Art Gallery」を中国・上海市に設置している。 歴史
美術館女子美アートミュージアム女子美術大学出身作家の作品と、女子美術大学とゆかりの深い美術作品を中心に、古典美術から現代美術作品まで15,000点以上を収蔵。「女子美術大学美術館収蔵作品賞」(買上作品)受賞作は全作品を収蔵している。専任学芸員が配属され、年間十本前後の特別展を開催している。平成20年から韮崎大村美術館と相互協力協定を結び美術資料の相互活用を行っている。芸術学部・大学院美術研究科演習施設、大学院美術研究科修了制作作品展会場としても使用される。延べ床面積7303.28平方メートルの一部を使用[2]。
神奈川県相模原市南区麻溝台1900
午前10時 - 午後5時(入館は午後4時30分まで)
日曜・祝日(企画展に合わせ特別開館あり) ギャラリー女子美ガレリア ニケ![]() 1967年に開廊した「女子美術大学画廊」に起源を持ち、2012年に「社会とつながる」をテーマに再開廊したアートギャラリーである。現在は、女子美術大学杉並キャンパス1号館に設置され一般公開されている。女子美術大学卒業生作家を中心に、年間十本前後の特別展と社会実践的アート活動、ワークショップ、110周年記念ホールと連携しシンポジウムや特別講演会も開催される。女子美オープンカレッジ作品展会場、短期大学部・芸術学部演習施設としても使用される。延べ床面積2843.01㎡の一部を使用[2]。
東京都杉並区和田1-49-8
午前10時 - 午後5時
日曜・祝日(企画展に合わせ特別開廊あり) 女子美術大学歴史資料室女子美術大学創立者の横井玉子、藤田文蔵、佐藤志津らの功績と、一世紀を越える女子美術大学の歴史を紹介する資料室。「女子美ガレリア ニケ」に併設されている。
「女子美ガレリア ニケ」と同じ
午前10時 - 午後5時(入室時間は午後4時40分まで)
日曜・祝日(企画展に合わせ特別開室あり) Joshibi Art Gallery2012年11月に、日中国交正常化40周年記念事業として上海の芸術家街「M50」に開廊したギャラリー。女子美術大学大学院生・卒業生作家を中心に、教員や海外アーティストとのコラボレート作品展を開催し一般公開している。日本の美術大学としては初となる海外常設ギャラリーである。
上海市莫千山路50号22号楼102室
催しにより異なる
月曜と女子美術大学が定めた日 脚注外部リンク |
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