尾道市立久保小学校
尾道市立久保小学校(おのみちしりつ くぼしょうがっこう)は、広島県尾道市東久保町にあった[1]公立小学校。他の市立小学校2校との統合による尾道市立尾道みなと小学校(新設)への再編に伴い、2025年3月限りで閉校となった。 歴史尾道市内の小学校の中では一番長い歴史を持つ。1873年(明治6年)に創立。現校名となったのは学制改革の行われた1947年(昭和22年)。2023年(令和5年)に創立150周年を迎えたが、前記のとおり再編統合により151年でその歴史を終えることになった。 沿革
通学区域
校訓・校章・校歌他
移転統合の経緯2019年11月に尾道市は校舎の耐震化が困難であることや土砂災害の危険性もあるとして、当校と尾道市立土堂小学校・尾道市立長江小学校を2020年度(2021年3月末)をもって閉校する方針を明らかにした[9][10]。3校を統合した新しい小学校を久保小学校の敷地に建設して2023年に開校する予定で、その間の2年間については旧3校の通学区の児童は尾道市立栗原小学校と尾道市立山波小学校に通学する形と当初市は発表したが[9]、各校の保護者などからの批判が相次ぎ[11]、本校については尾道市立久保中学校の敷地に仮設校舎を建設して2021年度から新しい小学校が完成するまで使用する形に変更された[12]。その後、2022年11月に尾道市教育委員会は、これら3つの小学校と2つの中学校を小中一貫校として統合した小学校と中学校各1校を2025年4月に開校する方針を明らかにし、小学校は尾道市立長江中学校、中学校は久保中学校の敷地に設置されることとなった[13]。学校の統合に関する議案は2023年9月20日の市議会で可決成立した[14]。統合先の学校名は、2024年1月に開校準備委員会で「尾道みなと小学校」に案が絞られ[15]、同年3月19日の尾道市議会で学校設置条例改正案が可決されて正式に決定した[16]。 一方、2021年3月をもって使用を取りやめた旧校舎(1933年竣工)について尾道市長の平谷祐宏は、小中学校の移転統合議案が市議会で可決した翌日の2023年9月21日、地元の要望に基づいて耐震補強を実施した上での活用を検討する見解を示した[17]。しかし、同年12月の市議会で、議員の質問に対して副市長が(統合される学校の校舎の再利用については)「白紙」と答弁し、9月の市長のコメントは「感想」であるとした[18]。 アクセス
周辺
脚注
関連項目外部リンク |
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