岐阜県立大垣商業高等学校
岐阜県立大垣商業高等学校(ぎふけんりつおおがきしょうぎょうこうとうがっこう)は、岐阜県大垣市にある公立商業高等学校。 概要県内の商業高等学校としては最も古く、卒業生は25,000人を超え、西濃地方の経済界に幅広い人脈を形成している。また、近年は他の商業高等学校同様に大学進学にも力を入れている。通称は大商(だいしょう)。 学校概要学科
沿革大垣商業学校
大垣女子商業学校岐阜県立大垣商業高等学校
校風商業高校であるため、男女とも服装に関する規定は厳しい。 男子は学ラン、女子はセーラー服を着用する。 平成28年度の制服デザイン変更により、男子も女子も制服の新規購入が必要となった。 校章は、ギリシャ神話における、商業の神ヘルメスが持っているものを表現している。杖、羽、蛇がその象徴である。そして、杖の両脇に「大商」という文字を冠している。 校訓の「士魂商才」は、「和魂漢才」の造語である。武士の魂と商人の才気を兼ね備え、世の中を正しく見つめ、常に貢献を忘れない、ひたむきな精神をもった産業人としての心を説いている。 岐阜県内、特に西濃地方在住の生徒が多い。ただし、商業高校であることから、県内のどこからでも入学可能であるため、非常に遠い所から下宿して学校に通う者もいる。 部活動が盛んである。毎年、東海大会や全国大会、国体出場者を出している。 特色国道21号(岐大バイパス)の北側の、水田の広がる場所に広々とした校庭がある。校庭の南側に校舎・体育館・プールがあり、北側にグラウンドがある。 校舎の4階から北を見ると、池田山、伊吹山などの山々を臨むことが出来る。また、南を見ると、大垣市街を一望できる。 ソフトピアジャパンと近い場所にあることから、ソフトピアジャパンやその周辺企業との連携・協力が盛んである。 近年[いつ?]は、進学を志す生徒が増加していることもあり、小論文指導や面接指導などに力を入れている。放課後には、アカデミックルームという特別教室で、基礎教科の補習なども行われる。 外国語教育も盛んであり、毎年海外の学校と交換留学を行っている。総合ビジネス科の一部では、修学旅行の代わりにオーストラリアへの研修も組み込まれている。 長年の卒業生の活躍で、周辺企業からの信頼は厚い。 朝は、読書タイムという読書をするための時間が設けられている。 6限目の授業が終わると、掃除が始まる。掃除中は、井上陽水の「夢の中へ」「少年時代」などの曲がBGMとして放送される。 チャイムは通常の物を使用している。 体育館は二階建てになっている。一階部分に多目的ホールと武道館、体育教官室、倉庫があり、二階にアリーナがある。多目的ホールは、主に学年集会で使用される他、部活動においては卓球部・なぎなた部・剣道部が使用している。武道館はなぎなた部・剣道部・柔道部が使用する。なぎなた部と剣道部は、交互に多目的ホールと武道館を使用している。アリーナでは、全校集会の他、屋内で活動する運動系部活動が使用する。 校舎・設備等校舎は、北舎・南舎・情報棟の三つがある。部活動などに関わる設備では、体育館・プール・弓道場・屋内野球練習場・テニスコート・陸上用トラックがある。 北舎4階建てである。南舎と繋がる渡り廊下は、3階部分まで取り付けられている。また、体育館へと繋がる渡り廊下もある。 北舎には、1から3年生までの教室と、生徒指導室・アカデミックルーム・会議室などがある。 基本的に、4階が1年生、3階が2年生、1階が3年生の教室となっている。2階に生徒指導室・アカデミックルーム・会議室・簿記室がある。 南舎南舎も北舎同様、4階建てである。 南舎には、1階に職員室や事務室・校長室などがあり、2階に進路指導室や視聴覚室、3階と4階は商業系科目のための特別教室が設置されている。 2006年(平成18年)に、耐震構造の基準に問題が見つかったため、耐震強化工事が行われた。 情報棟3階建てである。 情報科向けの建物になっている。全ての階にコンピュータがある。1階のコンピュータは、Microsoft Windows XPが、2階のコンピュータにはApple macOS Mojaveが、3階のコンピュータにはMicrosoft Windows 8.1が搭載されている。 CGを作成したり、プログラミングが出来たりと、マルチに作業をこなせるようになっている。 体育館1階に多目的ホール、武道館、体育職員室、倉庫がある。2階にアリーナがある。 プール長水路の屋外プールがある。 部活動陸上・野球・水泳など運動系のみならず、簿記・速記など文化系の部も全国レベルである。 運動系部活動
文化系部活動
年中行事前期
後期
進路状況年間10人前後が国公立大学へ進学する。学科・類型によりまちまちであるが、半数以上が四年制大学へ進学するクラスもある。 就職では、事務職への就職が大半である。 東海地区、特に、大垣~名古屋周辺にある大学・企業への進学・就職が多い。 出身者
アクセスその他1965年(昭和40年)に岐阜県で行われた第20回国民体育大会「岐阜国体」の水泳の会場となった。 脚注
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