川口市立高等学校・附属中学校
川口市立高等学校・附属中学校(かわぐちしりつこうとうがっこう・ふぞくちゅうがっこう)は、埼玉県川口市上青木にある市立の併設型中高一貫校[1][2][3]。 概要川口市は、少子化による生徒の減少に対応するため、川口市立川口総合高等学校・川口市立川口高等学校・川口市立県陽高等学校の3校を統合して新設開校する「新校基本計画」を発表した[1][2]。2018年4月に開校し、川口総合高等学校の敷地内に校舎を新築して第1グラウンドを設置、市立川口高等学校の敷地内に第2グラウンドを設置した[1][2][3]。総事業費は約180億円を予定していたが[4]、192億円を上限として事業を進行した[3][5]。2016年3月に、校名が発表された[6][7][8]。川口総合高等学校・川口高等学校・県陽高等学校は2017年度まで生徒の募集を継続して、2017年度末(2018年3月)に閉校した[1][2][3]。 2021年4月に、附属中学校を開校(附属中学校から内部進学した生徒と高校から外部入学した生徒は別クラスになる)[9]。附属中学校の生徒は、内部進学試験なしで入学できる。 沿革
設置学科
全日制は単位制で、1学年12クラス・480名(普通科320名・普通科文理スポーツコース120名・理数科40名)、3学年合計1440名の規模となっていたが、2021年4月より附属中学開校のため高校の募集人員を削減し、1学年10クラス・400名(普通科280名・普通科スポーツ科学コース80名、理数科40名)、3学年合計1200名の規模となる。なお、附属中学生が転校や他校を受験するために内進しなかった場合、内進生クラスの人数が80名より少なくなるが、その分の人数を普通科の募集人数を増やすことで調整を行う。 しかし、中学3学年の定員が240名(1学年80名×3学年)となるため、中学・高校を合わせた定員は変わらず1440名の規模となる(定時制を除く)。中学は、1年・2年が3クラス、3年が2クラス編制である。 普通科の「特進クラス」は、入試の合格発表後のクラス編成で希望者から選考する(特進クラスの定員は1学年3クラス・120名)。 定時制は単位制の総合学科で、1学年の定員が120名となっていたが、2021年4月より募集人員を40名削減し80名となり、2022年4月より募集人員を20名削減し60名となった。 2025年4月入学者より、普通科の募集人数が「360名」から「320名」に減となった。[11] 校歌校歌は中学・高校とも共通のものとなっている。 川口市出身のシンガーソングライターである工藤慎太郎が作詞・作曲し、2017年8月4日に開催された学校説明会で披露された。副題に「木立の歌」が付けられており、子どもたちを風や雨から鳥を守る木立になぞらえている。また、川口市全体で口ずさめるように、さらには川口市の外にも広がっていくように、あえて校名など、限定されるフレーズを入れずに制作された[12]。 JOYSOUNDのカラオケ楽曲にも収録されている[13] 2022年10月21日に本人が来校し中学の生徒に対して歌唱指導を行った。 制服高等学校冬服は濃紺色で、男子はマオカラースーツのような詰襟スタイル、女子はセーラージャケットスタイル(リボンは紺と水色のストライプ)。 夏服は公式行事などではブルーのシャツを着用する。公式行事などがない日は、女子はセーラータイプのシャツも着用できる[14]。 中学校ボタン、ワイシャツ、女子のリボン等を除き、高校生の制服と基本的に同じ。高校進学後も着用できるように考えている。 ワイシャツは高校生はブルー、中学生はホワイト。 女子はスカートだけでなくスラックスを着用することも可能。 冬服は、男子はマオカラー詰襟スタイル、女子はセーラージャケットスタイル(エンジ色のリボン)で、男女ともに金色のボタンを使用。 冬服のスカートはヒダの中にサックスブルーのラインが隠れる。 夏服は紺のポロシャツ。女子のスカートはヒダの外にサックスブルーのラインが出る。 施設校舎内に入る際に上履きに履き替える必要のない「一足制」を導入。開校当初は校舎棟は竣工していたが、アリーナ棟は2020年12月、グラウンドは2021年8月に完成した。第2校地(市立川口高校の跡地)の部活用のグラウンドは、2021年度末に完成。
主に部活動で利用する第2グラウンドで、2021年度末に完成。グラウンドは、野球部・ソフトテニス部・硬式テニス部・ソフトボール部等が使用し、体育館は室内競技の部活動が使用する。学校から第2校地までは約4km離れている。
部活動川口総合高等学校・市立川口高等学校・県陽高等学校の部活動が統合されて一緒に活動する[19]。 高等学校全日制課程
定時制課程
中学校開校1年目に「陸上競技部」「ソフトテニス部」「剣道部」「合唱部」「科学部」「英語部」の6部を設置し、2年目に「水泳部」「ベースボール部」「美術部」「クイズスタディー部」「文化競技部」の5部が追加された。開校3年目には追加されなかった。
アクセス脚注
関連項目外部リンク |
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