工藤嶺 (バレーボール)
工藤 嶺(くどう れい、1997年12月5日 - )は、日本の元女子バレーボール選手である。 来歴千葉県千葉市出身[1]。両親や実姉の影響で小学1年次からバレーボールを始める[1]。昭和学院中学校から千葉県立柏井高等学校に進んだ。 同校では長らくセンタープレーヤーとしてプレーしたが、後にレフトにコンバートされた[2]。同級で全日本ジュニア代表の中元南とともにチームを牽引して[3]、2015年1月の第67回全日本バレーボール高等学校選手権大会ではベスト4に食い込む活躍を見せた[2][4]。 2015年2月に行われた全日本ジュニア世代の大会である全日本ジュニアオールスタードリームマッチでは中元とともに敢闘賞に選出された[5]。同年7月のインターハイでも柏井高校はベスト8に入り、自らも優秀選手賞を獲得した[6]。 2016年2月1日、デンソーエアリービーズ公式サイトにて入団内定が発表された。同期入団は中元南、小口樹葉、中川千世ら[7]。 同年3月のV・チャレンジマッチでデンソーはV・チャレンジリーグIに降格するも、同年7月のV・サマーリーグでは準優勝し、工藤はフレッシュスター賞を獲得した[8]。 同年10月29日から始まったバレーボール2016/17VチャレンジリーグIでは、開幕戦の対KUROBEアクアフェアリーズ戦でスタメンとして出場、13得点をあげてVチャレンジリーグIデビューを果たした[9]。以後同リーグ戦の全試合でスタメンを務めた。 2017年5月にU-23代表に選出され[10]、タイのナコンラチャシマで開催された第2回アジアU-23女子バレーボール選手権に出場。決勝まで駒を進めた全日本は、ホームのタイに0-2のビハインドの場面から第三セットよりスターターとして出場した工藤らの奮闘で大逆転勝利を掴んだ[11]。 2017年11月5日のVプレミアリーグ対JTマーヴェラス戦に途中出場して10得点をあげて、Vプレミアリーグデビューを飾った[12]。 2021年7月4日、愛知県のスカイホール豊田で開催されたV・サマーリーグ女子西部大会で最優秀選手賞を受賞し、デンソーエアリービーズのサマーリーグ初優勝に貢献した[13][14]。 2022年、2021-22シーズン終了をもって現役を引退した[15][16]。2022-23シーズンよりチームの事務局を務める[17]。 球歴
所属チーム
受賞歴
個人成績V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ、VCup含む)[18]。
脚注
外部リンク
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