建築物をあらわす記号と絵文字ここでは、建築物をあらわす記号と絵文字(けんちくぶつをあらわすきごうとえもじ)について記す。案内板や地図などで建築物の種別ごとにわかりやすい記号などであらわす。国や地域などで同じ建築物でも異なる記号で表されることも多いが、総じて他の国の人でもわかりやすくなっている場合がほとんどである。また、Unicode 6.0では絵文字としてとりいられ、文字として使用することも可能となった。 一般家屋家![]() ![]() 一般的な家(住宅)は、通常、家の壁とその上の屋根(多くの場合切妻屋根の正面)の組み合わせをシンボルとして用いる。窓やドアを壁に表記することもある。庭や門などまで描かれることもある。屋根に煙突を立てることもある。 一般的な家屋、住宅、民家をあらわすほか、住宅地や団地、史跡上の家などを表すこともある。絵文字あるいは予定表などで在宅中などを示す目的で使用されることがある。コンピュータにおいてホームディレクトリやホームページをあらわす目的で使用されることもある。 また、Unicodeでは廃屋を表す絵文字も用意されている。
ビルビルでは複数階の建物を縦に長い長方形あるいは直方体であらわす。階を表すため窓がかかれることが多い。
街、都市、住宅地街、都市、住宅地を表す目的で複数の家やビルを使用した絵文字で表すことがある。
商業施設スーパーマーケット、デパート、百貨店、コンビニエンスストアデパートビルの全景を使用することが多く、紙袋で示されることもある。「Ⓢ」の丸Sだけを用いることもある。コンビニエンスストアの場合「24」を付加して用いることがある。
宿泊施設![]() ホテルの建物、あるいは、ベッドを使用して表す。「H」を使用してわかりやすくすることもある。ラブホテルは、ハートを付加して区別することがある。
飲食店![]() 飲食店は、その建物を表す目的では、店舗の外観で示すよりも、フォークとナイフあるいはスプーンで表記する場合が多い。喫茶店やカフェなどではコーヒーカップが用いられる。バーなどではワイングラスやビールジョッキ、日本の居酒屋を提灯で表記することもある。
工場工場を表すように煙突を複数つけた建物を用いる。屋根を直角三角形にすることも多い。日本の地図記号では歯車を象った記号が用いられる。
公共施設郵便局![]() 郵便局のロゴを用いて表す(建物がセットの場合もある)。便箋や封筒を用いて表すこともある。ヨーロッパ諸国では、かつての郵便馬車にちなんだホルン(郵便らっぱ)のモチーフが多用され、下記の EUROPEAN POST OFFICE にもあしらわれている。
病院十字を用いて表す(建物がセットの場合もある)。国によっては四角囲みの「H」を用いて表す。
学校学校の校舎、もしくは筆記具を用いて表す。日本の地図記号では丸囲みの「文」を用いて表す。
銀行
駅![]()
公衆便所→詳細は「トイレの記号」を参照
ガソリンスタンド![]()
博物館、科学館、美術館![]()
灯台![]() 灯台は、塔その上部からの光で表す。日本の地図記号では上部から見た記号を用いる。
宗教施設仏教の寺院は、卍(まんじ)を利用して表す。また、舎利塔や仏塔は、その外形を用いる。 ヒンドゥー教の寺院は、その外形を用いる。オーム (聖音)を用いて表すこともある。 イスラム教のカアバ神殿、モスクは、その外形を用いる。三日月と星を用いて表すこともある。礼拝堂は、屋根と壁で象られた部屋の中で人が祈っている様子を用いて表す。 ユダヤ教のシナゴーグは、その外形を用いる。メノーラー又はハヌッキーヤー、ダビデの星を用いて表すこともある。
史跡城日本の城、外国の城それぞれ、城の外観全景を図式化した記号を用いる。
その他テントテントは、設置時のその外形を利用し、表す。 キャンプ場を表す。国によっては宿泊地を表す。
タワー![]() 塔の全景で表す。
建築中建物が建築中であることを示す。
関連項目脚注外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia