弾幕アマノジャク 〜 Impossible Spell Card.
『弾幕アマノジャク 〜 Impossible Spell Card.』(だんまくアマノジャク インポッシブル・スペル・カード)とは、同人サークル上海アリス幻樂団制作の弾幕系シューティングゲームであり、東方Projectの第14.3弾にあたる作品である。 本作は2014年5月11日開催の同人イベント「博麗神社例大祭11」で完成版が販売された。2014年5月18日に同人ショップでの委託販売も行なわれている。 本項では2014年のデジゲー博でプレイアブル展示された特別版『弾幕アマノジャク ゴールドラッシュ』(以下:『ゴールドラッシュ』)についても解説する[1]。 システム→「東方Project § 基本システム」も参照
『弾幕アマノジャク』は、超難関の弾幕を反則的なアイテムを駆使しながら相手を倒すゲームであり、主人公・正邪が10日間逃げ果せる事と、"70通りある全ての弾幕回避"を達成する事である。アイテムにはいくつか種類があり、敵を倒していくと使えるアイテムが増えていく。決して避けられない弾幕ではないが、アイテムを使わずにクリアしようとすると難易度が異常な程に高くなる。アイテムは使用回数の定まったメインアイテムと特殊効果のサブアイテムの二種を選択し設定する。相手の体力は周囲に円周グラフで表示され、円周グラフが無くなると撃破となる。回避不可能な弾幕の使用を禁じるスペルカードルールの無視が許可されたため、回避不可能な弾幕(Impossible spell card)が襲いかかってくる。そして目には目を、歯には歯を、反則弾幕には反則アイテムで対抗する。尚ゲームプログラムとしてのシステムは現在の所Windows版のみ開発されているが、Wineを用いてLinuxとmacOS上での動作も可能。 あらすじ前作でこてんぱんにやられた鬼人正邪。遂にお尋ね者の身となってしまった。これではまずいので当然の如く逃亡を図る正邪。だが幻想郷の住人は八雲紫の出した「スペルカードルールの無視も厭わない」というお触れによって、お尋ね者の正邪に容赦ない(ほぼ)回避不能の弾幕を仕掛けて来る。何とか逃げ果せないと…10日に亙る正邪と幻想郷の住人との情無用の弾幕バトルが開始された。回避不能の弾幕には反則アイテムで立ち向かえ! 登場人物→「東方Projectの登場人物」および「幻想郷」も参照
『紅魔郷』から『輝針城』までのキャラクターが多数登場するが、唯一『地霊殿』のキャラクターのみが全員登場しない。
登場アイテム本作の登場アイテムは以下の通り。メインに装備した場合とサブに装備した場合で異なる効果を発揮する。 メイン装備は全て使用回数に上限がある一時効果のものだが、サブ装備は回数のある一時効果と回数のない常時効果に分かれている。 アイテムはそれをメイン装備にしてクリアした弾幕の種類数に応じて(または、アイテム無使用クリアすると全アイテムクリア扱いになる)レベルアップし、効果や使用回数が強化される。
曲目リスト本作では新曲がいくつか用意されているが、『東方輝針城 〜 Double Dealing Character.』を中心とした既成の楽曲もいくつか用いられている。
弾幕アマノジャク ゴールドラッシュ『弾幕アマノジャク ゴールドラッシュ』は、2014年11月16日に開催されたイベント「デジゲー博2014」で初めてプレイアブル展示された本作の特別版である。 この特別版は、10番目の反則アイテムである本物の打ち出の小槌を振るい、敵の弾幕を大判小判に変えてスコアを稼ぐというスコアアタックに特化した内容である[1]。また、身代わり地蔵が数個残機の代わりとして用意されている。
反響週刊アスキーの西山真司は、デジゲー博2014のレポートの中で、『ゴールドラッシュ』の人気について、「デジゲー博2014でのみ体験できるということもあり、長蛇の列ができていた」と書いている[1]。 出典
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