彌榮自動車
彌榮自動車株式会社(やさかじどうしゃ)は、京都市に本社を置くタクシー会社。京都を中心に近畿地方・関東地方でタクシー、バスなどを経営するヤサカグループの中核企業である。 概要彌榮自動車本体としてはタクシー・ハイヤー事業および賃貸ビル不動産事業などを行っている。当社を含むグループ16社でタクシー・観光バス・路線バスなど7業種を運営する。シンボルマークは1974年に制定された三つ葉のクローバー。 設立は1945年(昭和20年)9月21日[2]。源流は大正時代にさかのぼり、創業は1917年(大正6年)5月としている。この年、「営業用自動車鑑札」第一号・第二号の認可により京都市下京区でハイヤー業を開始[3]。京都で一番の老舗タクシー会社である、としている[4]。 彌榮自動車本社は京都市下京区に所在。本社社屋の設計は建築家の富家宏泰による[5]。 社名の由来
社名の「彌榮」は、「ますます」を意味する「彌」と、栄えるを意味する「榮」から成る縁起のよい社名である[6]。 事業彌榮自動車本体としての事業について記す。 →観光バスなども含めたグループ全体の事業については「ヤサカグループ」を参照
タクシー・ハイヤー事業グループ全体約1,400台のうち、彌榮自動車本体所属の車両は552台[2]、営業所は4か所。 営業所彌榮自動車では営業所を「営業センター」と称する。
四つ葉タクシー
![]() ヤサカタクシーは三つ葉のクローバーをシンボルマークとしているが、営業車1,400台の内4台[7](うち1台はグループ会社車両[8])のみ、クローバーのマークが四つ葉になっている。 「三つ葉のマークに落ち葉がくっついて、まるで四つ葉のクローバーのように見えた」という利用者の投書により、2002年(平成14年)9月に導入された[7][9][10]。 四つ葉タクシーは、予約は受け付けず、流し専門のタクシーである。乗車すると「記念乗車証」をもらえる。この四つ葉のタクシーは、幸運のタクシーとされている[7][9][10]。 四つ葉タクシーは、アーティストとのコラボキャンペーンも展開されたことがある(→ヤサカグループ#イベント・コラボレーションを参照)。 テナントビル・貸し会議室1977年(昭和52年)に「ヤサカ祇園ビル」が竣工、賃貸ビル不動産事業に進出[3]。京都市内に複数のテナントビルを持つ[11]。 また、「ヤサカ四条烏丸ビル」にて貸会議室を運営する[12]。 脚注
関連項目外部リンク
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