文書ファイルフォーマット文書ファイルフォーマット(ぶんしょファイルフォーマット、英語: document file format、ドキュメントフォーマットとも)とはストレージメディアに保存される文書に対応したテキストファイルまたはバイナリファイルのフォーマットで、通常コンピュータで使用される。現在互換性の無い形式が乱立している状況である。 将来の文書ファイル形式の技術的基盤としてXMLがラフコンセンサスで制定された[誰?]もののPDFが編集不可文書のフォーマットとして選ばれ続けていた。XML型のオープン標準にはDocBook、XHTML、近年登場したISO/IEC標準のOpenDocument (ISO 26300:2006)とOffice Open XML (ISO 29500:2008)がある。 1993年、ITU-Tは開放型文書体系 (ODA) という標準文書ファイルフォーマットを立ち上げることで全ての競合文書ファイルフォーマットの統一を試み、T.411からT.421までの規格を作成したが、失敗に終わり廃止された。 PostScriptやPDFといったページ記述言語は文書フォーマットにおけるデファクトスタンダードとなっていったが、原則としてユーザーは作成と読むことはできても編集はできなかった。2001年、PDFはISO/IECによってISO-32000として標準化された。 HTMLは最も使われていてかつオープン国際標準であり文書ファイルフォーマットとしても使われていて、これもISO/IECによってISO 15445:2000として標準化されている。 Microsoft Word (.doc) で使用されているデフォルトのバイナリファイルフォーマットは幅広く使われていてオフィス文書においてデファクトスタンダードになっているが、プロプライエタリフォーマット (en) である上、他のワープロソフトで常に全て対応しているわけではない。 主な文書ファイルフォーマット
関連項目脚注
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