日本おいしい小説大賞

日本おいしい小説大賞(にほんおいしいしょうせつたいしょう) は、小学館主催、キッコーマン・神姫バス・日本味の宿協賛による、日本の文学賞である^[要出典]。小説家にとって腕の見せ所とも言われている^{[誰によって?]}食の描写に秀でたフィクションの書き手の発掘を目的として、2018年に創設された^[要出典]。創設の理由として、書籍購買の主要層である30代～50代の女性からどんな小説を読みたいのかアンケートを取ると、「食にまつわる話」という回答の比率が非常に高いことが挙げられている^[要出典]。選考委員は、直木賞作家の山本一力、作家の柏井壽、放送作家・脚本家の小山薫堂の3名^[1]。公募方式で行われ、対象は、古今東西の「食」をテーマとするエンターテインメント小説、ミステリー・歴史小説・時代小説・SF・ファンタジー等、ジャンルは不問とされている^[要出典]。大賞賞金は300万円^[2]。

受賞作一覧

回（年度）	賞	受賞者	受賞作	選考委員
第1回（2020年2月）^[3]	受賞	古矢永塔子	『七度洗えば、こいの味』	山本一力柏井壽小山薫堂
	候補	佐久そるん	『氷と蜜』
		氷月あや	『ハツコイ・ウェーブ！』
		深町汐	『殻割る音』
第2回（2020年9月）^[4]	受賞	幸村しゅう	『私のカレーを食べてください』	山本一力柏井壽小山薫堂
	候補	秋田柴子	『ころつけ亭へいらっしゃい』
		藤ノ木優	『まぎわのごはん』
		村崎なぎこ	『山とかき氷』
第3回（2021年8月）^[5]	受賞	村崎なぎこ	『百年厨房』	山本一力柏井壽小山薫堂
	候補	岩石岩魚	『マツシロの山』
		凪	『羽釜の神様』
		森園ことり	『まずい飯が食べたくて』