日本の公道における最初の自動車レース()は、日本の公道において開催された最初の自動車レースに対して用いられる呼称である。特に四輪自動車について、「日本初の公道レース」を名乗った例が複数ある。
二輪
四輪
脚注
注釈
- ^ このレースは戦後初の開催で、戦前には公道を使用した周回レースとして知られている例がない。
- ^ 公道を封鎖して開催されたものではないが、開催にあたり、通商産業省、運輸省、外務省といった中央省庁や、警察庁、各都道府県庁が協力した[6]。
- ^ 日本初のラリーは1953年10月24日・25日に開催された「JAAメープル・ラリー」だという説もある[7](公道部分があったのかは不明)。
- ^ 公道レースは、開催するにあたって警察から道路使用許可を得ることが最大の障壁となる。ラリーについては、マラソンや自転車ロードレースと同様、道路を使用(封鎖)する時間が限定的で、競技が行われるのも市街地から離れた場所(山林など)の公道であることが専らであるため、地域によっては道路使用許可が下りていた[8]。許可を取ることの難しさが周回レースとは異なるため、別扱いで語られることが常となっている。
出典
参考資料
- 書籍
- 論文
- 大須賀和美『日本自動車史の資料的研究』(中日本自動車短期大学『論叢』より)
- 定期刊行物
- 『オートスポーツ』(NCID AA11437582)
- 『Old-timer』各号中の記事
- 岩立喜久雄「轍をたどる(18) 戦前自動車競走史-1 追想オートバイ競走会」『Old-timer』第69号、八重洲出版、2003年4月1日、166-171頁。
- 岩立喜久雄「轍をたどる(20) 戦前自動車競走史-3 関西競走界と鳴尾競馬場の記録」『Old-timer』第71号、八重洲出版、2003年8月1日、166-171頁。
- 『週刊読売』(NCID AN10051639)
- 『1991年10月13日号』読売新聞社、1991年10月13日。