日進駅 (埼玉県)
![]() 日進駅(にっしんえき)は、埼玉県さいたま市北区日進町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)川越線の駅[4]である。 歴史
駅改修工事当駅周辺では、大成建設跡地の16.8ヘクタールで、さいたま市による区画整理事業が行われ、2009年(平成21年)3月に完成した。最寄り駅となる当駅では橋上駅舎化による北口・自由通路開設や、南北駅前広場整備が行われた。駅舎と自由通路の基本設計が2006年(平成18年)3月にJR東日本に委託され、駅前広場とアクセス道路についても基本設計が行われた。JR東日本では2008年(平成20年)度に仮駅舎を設置し、2010年(平成22年)3月28日に北口の仮開設、2011年(平成23年)度に橋上駅舎の開業とともに自由通路および北口を本開設する予定と2008年(平成20年)9月に発表し、同年12月28日始発から仮駅舎の使用を開始した。2010年(平成22年)3月28日より、自由通路と北口が開通し、供用が開始された。2016年(平成28年)8月2日に南口駅前広場が完成した。さいたま市やJR東日本が工事を手掛け、総事業費は25億2,000万円である。 駅名日進は、最初に「日進小学校」に付けられ、後から村の名(合併して字の名)となり、当駅名に付けられたという歴史を持つ。 北海道の宗谷本線にある「日進駅」と区別するため、乗車券において当駅は川越線を意味する(川)を添え、「(川)日進」と示される。また、愛知県日進市にも名鉄豊田線の駅として同名の日進駅が存在する。 駅構造相対式ホーム2面2線を有する地上駅である[1]。川越線電化ならびに埼京線との直通を機に大宮駅 - 当駅間だけ複線化した。非電化時代は2面3線であった。 当駅の上り方に電車線と列車線の分岐点があり、ここまでが当駅の場内である。列車線は大宮駅では6・7・11番線と繋がっている。 大宮駅管理の業務委託駅(JR東日本ステーションサービス委託)である。ただし、お客さまサポートコールシステムが導入されており、早朝および日中・夜間の一部時間帯は遠隔対応のため改札係員は不在となる[3]。また、自動券売機、指定席券売機、Suica対応自動改札機、自動精算機が設置されている。 のりば
発車メロディー
2025年6月4日の午後4時過ぎまで、1番線はテイチク製の「Dance On」、2番線は同社製の「小川のせせらぎ」 V1が使用されていた。 利用状況2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は12,273人である。 JR東日本および埼玉県統計年鑑によると、1987年度(昭和62年度)以降の1日平均乗車人員の推移は以下の通り。
駅周辺さいたま市は当駅周辺を副都心のひとつに位置づけており、「日進駅周辺まちづくり推進事業」が進められている。当駅の北東地区は区画整理され、大規模マンションが建設された。 この区画整理地区とのアクセスを主な目的として、2010年(平成22年)3月に駅の橋上化に合わせて北口を開設した。2011年(平成23年)2月に橋上駅舎が、同年3月にはアクセス道路と北口駅前広場が、それぞれ完成した(道路は駅北側の線路沿いの市道を改良したもので、線路側の歩道を広くとっており、車道は狭い)。 南口駅前広場は、接続する市道と合わせ2016年(平成28年)2月から工事を進め、同年7月末に完成した。面積約1750平方メートルで、工事費は約8500万円。 南北ともに、ロータリーにタクシー乗降場や身体の不自由な人が車に乗り降りするスペースを広く設け、歩行者の通路も安全に配慮して整備された。 市は南口広場に続き、駅南側の日進七夕通りの商店街を活性化するため、歩道を整備して一方通行化し、電線を地中化するなどの工事を進める[9]。 バス路線南口および北口にて、さいたま市が運営する北区コミュニティバス(宮原駅東口・西口行き)が発着する(運行は東武バスウエスト大宮営業事務所に受託)。2011年(平成23年)4月4日から北口駅前広場への乗り入れが開始された。 隣の駅脚注記事本文出典
広報資料・プレスリリースなど一次資料
利用状況
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia