曽根田駅
曽根田駅(そねだえき)は、福島県福島市曽根田町にある福島交通飯坂線の駅である。 歴史
駅構造単式ホーム1面1線の地上駅。駅舎は高い天井を持つ平屋建てで、ホームと線路の東側にある。かつては島式ホーム1面2線の交換可能駅だったが、駅舎側の線路は後述の車両基地の移転に際して、飯坂温泉駅寄りはポイントとその部分のレールが撤去され、福島駅寄りにも車止めが設置されていて進入不可能となっている。構内の北側の線路沿いには車両基地があったが、1975年(昭和50年)に桜水駅へ移転した。 構内には窓口(平日の朝と夕方に営業)、自動券売機(1台)、NORUCA専用簡易改札機、トイレ、公衆電話、自動販売機(飲料)があり、朝と夕方に駅員が配置される。かつてのトイレは汲み取り式であった。 駅舎外観については、バリアフリー化と併せて窓サッシを建築当時の木枠に戻すなど改装工事が行われ、使用されなくなっていた駅舎側の線路に7000系デハ7101+デハ7102編成を設置し休憩所(乗客及び、入場券で利用可能)とした「お休み処ナナセン」が整備され、2022年(令和4年)4月29日にオープンした[3][4]。またJR福島駅東口の再開発事業に伴い、2022年(令和4年)4月29日に「伏見珈琲店」が駅舎内に開業することになった[3]。この他、駅舎の北側にはイベントなどで活用できる「電車ひろば」も整備されている[5]。 利用状況2010年度の乗車人員は233人であった[6]。近年の1日平均乗降・乗車人員は以下の通り[7][8]。なお、当駅は福島大学附属小学校の最寄り駅となっているために、登下校時には笹谷方面の児童で混雑する。
駅周辺当駅はJR東日本東北本線の東側に位置するため、福島から並走するJR東日本東北新幹線・東北本線と阿武隈急行の阿武隈急行線からホームが見える。ちなみに当駅付近が東北本線と奥羽本線との分岐点で、東北新幹線と奥羽本線とを結ぶ高架も見える。
更新・改装福島交通が進めていた曽根田駅の建て替え事業の構想が2008年(平成20年)2月20日までに固まった。12階建ての高層ビルで、1階に駅舎やコンビニエンスストア、4階には医療モール、5階から12階にマンションを整備し、2009年度中に着工し、2010年度中の完成を予定していたが、福島交通本体の会社更生法申請(現在は同社は同法の適用下から外れた)や東日本大震災の影響を受け、計画は凍結された。 その後、何度か駅舎は改装されており、2022年(令和4年)には前述の通り、建築当時の姿を復元する形で改装されている[3]。 隣の駅脚注
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