杉村修
杉村 修(すぎむら おさむ、1988年12月13日 - )は、日本の作家。小説家、SF作家。岩手県雫石町出身[1]。 経歴2016年12月、『注文の多いカウンセラー』が書籍化。小説家デビューを果たす[2]。 2020年、いわて震災小説2020「さよならプレゼント」入選[3][4]。同年、岩手県雫石町をモデルにした架空の町『雫町』を舞台にした短編小説集『雫町ジュークボックス』を出版[5]。地元小説であり、杉村が小説家になる前からの構想が実現した[6]。「雫町」は後の『雫石クトゥルフ神話』構想の基盤となる。 2021年、SF系のWEBマガジンであるAnima Solaris(アニマ・ソラリス201号)にて『流れる季節と優しい時間』が掲載される[2]。同年、岩手児童文学の会の理事に就任[2]。 日本のクトゥルフ神話作家でもあり、2022年、クトゥルフ神話小説では処女作の『幻想とクトゥルフの雫』を上梓[7]。地方新聞社、盛岡タイムスで新聞記事として取り上げられる(18252号)。同年、創土社のクトゥルフ(クトゥルー)神話レーベル、クトゥルー・ミュトス・ファイルズより『アポカリプスエッジ』を出版。 2023年、岩手未来機構のAIR(アーティスト・イン・レジデンス)に参加。掌編小説作品『あの場所でまた逢いましょう』がこの年、同じくAIRに参加した日本画家の手による絵画作品と共に作品集となる。盛岡市、三田ハウスでのAIR2023作品展で発表[8]。 2024年、米国の情報サイト『The book palace』とバイリンガル系アート情報誌『Art Houses芸術家たち 2024 Autumn』に日本のクトゥルフ神話作家・幻想小説家として紹介される。記事には『郷土クトゥルフ神話「虹と影」』、『Like that beautiful flower ~Earthquake disaster~』が共に紹介され、世界観に対して高い評価を得ている[9]。 2025年、1月24日のIBC岩手放送のラジオ番組『ハートフルライフ〜いわて、お話しカフェ〜』で、クトゥルフ神話の設定と雫石町を題材にした書き下ろし童話「光る野菊のあるところ」が朗読される[9]。同年、雫石の郷土文学作品集『雫石と幻想語り』を出版。収録作品には時代小説『私、戸沢十郎政安は二人いた』など雫石に関わる個性的な作品が多く含まれている。同年、5月には米国のWEBサイト『BOOK ZINGO』にて『光る野菊』が英語翻訳化され発表。これは杉村初のクトゥルフ神話作品での米国発表である。さらに『南昌山の思うところ』が、IBCラジオで6月13日より3週にわたって朗読放送される[9]。 作品リスト著書
アンソロジー
ラジオ
所属脚注
関連項目外部リンク
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