杉野正尭
杉野 正尭(すぎの たかあき、1998年(平成10年)10月18日 - )は、日本の体操選手。 経歴三重県津市出身[2][3]。小学1年生の時に体操教室に所属していた2人の兄についていくうちに、トランポリンで遊ぶようになり体操を始める[4]。幼少期は、久居体育クラブに所属していた[2]。津市立村主小学校、津市立東観中学校、福井県立鯖江高等学校を経て[2]、2017年(平成27年)4月に鹿屋体育大学に入学[4]。同年6月の全日本体操種目別選手権のあん馬で初優勝[4]。同年9月にフランスのパリで開催された2017フランス国際(FIGチャレンジカップ・フランス大会)、同年12月に愛知県のスカイホール豊田で開催された2017豊田国際体操競技大会の2大会のあん馬部門で金メダルを獲得した[5]。2019年(令和元年)7月、全日本体操種目別選手権のあん馬で再び優勝[4]。 2021年、東京五輪代表選考会で落選。補欠として臨んだ東京五輪を経て、最大の武器である鉄棒とあん馬で技の難度を上げる決断を下す。特に加点が大きくなるあん馬のHコンバインに力を入れた。[6]。 2022年(令和4年)9月の第55回全日本シニア体操競技選手権大会は個人総合優勝。2023年(令和5年)6月の第77回全日本体操種目別選手権はあん馬種目で優勝したのち、同年9月の第56回全日本シニア競技選手権大会は個人総合優勝を果たした[2]。 2024年(令和6年)に鹿屋体育大学大学院を卒業[3]。現在、徳洲会体操クラブに所属している[3]。練習拠点は、神奈川県鎌倉市の体育館。 2024年パリオリンピックの体操競技の男子団体総合では、橋本大輝、岡慎之助、萱和磨、谷川航とともに団体総合に出場[7]。また、男子種目別あん馬の決勝では得点14.933を記録したが6位に終わった[8]。鉄棒の決勝では11.633の得点で7位だった[9]。同年、紫綬褒章受章[10]。 2025年2月7日、練習中に右アキレス腱を断裂したことを公表[11]。世界選手権の代表選考の場となる4月の全日本選手権、5月のNHK杯は欠場する[11]。 人物
パリオリンピック
脚注
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