東京港臨海道路
![]() 東京港臨海道路(とうきょうこうりんかいどうろ)は、東京都大田区城南島と東京都江東区若洲を結ぶ道路である。 概要大田区城南島から中央防波堤外側埋立地を経て江東区若洲までの約8 kmを結ぶ道路であり、大田市場・東京臨海副都心(テレコムセンター)・新江東清掃工場付近が道路で繋がり、東京港の円滑な物流の促進のみならず、湾岸エリアの大幅な混雑緩和が期待される。 2002年度(平成14年度)に城南島 - 中央防波堤外側埋立地その1(現・大田区令和島)間の第一期区間が開通。2010年度(平成22年度)に中央防波堤外側埋立地その1 - 若洲間の第二期区間が開通し全線開通の予定であったが、東京ゲートブリッジの建設の遅れなどによりずれこみ、2012年(平成24年)2月12日に開通した[1]。港湾法に基づく臨港道路であり、道路法に基づく道路ではない。 かつて、東京湾岸道路(国道357号)の東京港トンネル区間は一般部が未開通であったことから、2019年の同トンネル一般部の全面開通までは東京湾岸道路の代替道路としても機能しており、開通後もバイパスとしての役割を果たしている。 東京港臨海トンネル部には歩道が併設されていないため、歩行者と軽車両(含む自転車)は大田区側と江東区側を通して通行することができない。 東京ゲートブリッジ上の歩道は、2025年(令和7年)3月28日より若洲側と中央防波堤側の間を通行できるようになった。それ以前は、若洲側昇降タワーから東京ゲートブリッジ上の歩道に上がることは可能であったが、中防昇降タワーが関係者以外立ち入り禁止であったため、中央防波堤には降りられずに若洲に戻るしかなかった。自転車を含む軽車両、特定小型原動機付自転車、原動機付自転車は東京ゲートブリッジ及び東京港臨海トンネルを通行できない。 制限速度は、トンネル内等の一部区間を除いて法定速度の時速60km/hであるが、直線の道路で見通しもよい事から自動速度違反取締装置が設置されており、覆面パトカーによる速度取締も頻繁に行われている[2][3]。 事業計画
諸元
道路建設による影響
その他
脚注
関連項目外部リンク
|
Portal di Ensiklopedia Dunia