東京都立墨田工科高等学校
東京都立墨田工科高等学校(とうきょうとりつ すみだこうかこうとうがっこう、英: Tokyo Metropolitan Sumida High School of Technology)は、東京都江東区森下五丁目に所在する都立工科高等学校。 略称は『墨工(すみこう)』。 設置学科沿革
校歌特色主な行事として体育祭(9月下旬頃)、文化祭(墨工祭11月上旬頃)、予餞会(2月下旬頃)等が行われている。体育祭では、鳳凰(機械科)、白虎(自動車科)、玄武(電気科3組)、麒麟(電気科4組)、青龍(建築科)の各団による応援合戦が行われる。その為,体育祭前より昼休み等で各団ごとに「声出し(応援)」の練習をする。各団ごとに応援歌が存在し、応援団(通称・援団)の団長が指揮をとる。予餞会では1年生の希望者が全校生徒の前で「演芸(各団の応援歌や一発芸)」などを披露する。声出しや演芸は前時代的で昭和に取り残された伝統である。声出しは生徒全員参加(女子生徒はお囃子練習のため除く)で上級生が指導する。2013年頃に教育委員会に報告され、練習方法が改善された。元気よく挨拶が出来るようになる等の利点もあるがキツイと感じる生徒もいる。後輩と先輩の関係もそれが反映され、上下関係が保たれている。別の理由もあるが、そのせいでの退学者や転校者が存在する。文化祭(墨工祭)は、クラス企画のほか各工業科の展示があり専門高校の特色を反映している。 また、ライブ等もあり地域住民が来場している。 バスケットボール部は1949年の選手権(現インターハイ)で準優勝となった。入試では、推薦入試で一般推薦および文化・スポーツ特別推薦(硬式野球・バスケットボール等)を実施している。 高校卒業者数に対する就職率が高いことでも知られ、例として2022年度卒業者の中では156人のうち143人が就職している[1]。 事故2016年7月14日、午前中のプール授業で3年生男子生徒が保健体育男性教諭の飛び込み指導で水深1.1mのプール底に頭部を強打し首を骨折、胸から下が麻痺の状態[2]。 この事故について、捜査をしていた警視庁は2020年10月、該当教師を業務上過失傷害の疑いで書類送検し、検察も略式起訴した。ところが東京簡易裁判所は、書面での審理だけで処分を決める略式命令は相当ではないと判断し、正式な裁判を開くことを決めた事が2021年1月に伝えられた[3]。 2021年11月22日の判決で東京地方裁判所は求刑通り、罰金100万円の判決を言い渡した。 著名な卒業生
著名な教職員
関連項目脚注
外部リンク |
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