東京都立立川国際中等教育学校
東京都立立川国際中等教育学校(とうきょうとりつ たちかわこくさいちゅうとうきょういくがっこう、英語: Tokyo Metropolitan Tachikawa Kokusai Secondary Education School)は、東京都立川市曙町三丁目に所在する東京都立中等教育学校。 通称は「立国(たちこく)」。英語だと TK (Tachikawa Kokusai) と略されることもある[1]。 2022年度に附属小学校が開校し、全国で初の公立小中高一貫校となる。本校は体育祭、紫翠祭、合唱祭の三祭と呼ばれる大規模な行事を行っており、いずれも非常に活気がある。 概要東京都立北多摩高等学校を母体校として2008年4月1日に開校。東京都による都立高校改革の一環として設置が進められている6年制中高一貫校の一つであると同時に、東京都立国際高等学校に続く第二国際高校(多摩地区国際高校)としての位置付けがある。また、都立中等教育学校としては唯一、国際を冠する。校地のうち大半が国立市であり経営企画室校門も国立市にある。 入試に一般枠(男女各65名)だけでなく海外帰国・在京外国人生徒枠(男女問わず30名)の、計160名を設けている。後期課程(高等学校)からの入学者は募集していない。 母体となる東京都立北多摩高等学校は2013年3月31日に閉校したが、校章、校歌を引き継いでいる。 2022年4月に附属小学校が開校した。小学校の校舎は以前は中高で運動場として利用していた土地に建てられている。小学校の建物は2022年8月に完成[2][3]。入試は、一般枠(男女各29名)と海外帰国・在京外国人生徒枠(男女各6名)の合計70名を募集[1]。公立の小中高一貫教育校は全国初である。なお、中高等部の通学区域は都内全域だが、小学校の通学区域は下表のようになっている。
前期課程と後期課程前期課程の1〜3年生はいわゆる中学で、後期課程の4〜6年生が高校に当たる。基本的に同じ校舎で、特別教室も前期後期で分けてはいない。 前期課程では禁止の内容(自転車通学、申告した生徒を除く携帯電話の持ち込み、購買部など)が後期課程では禁止されていないことがある。 沿革
教育目標と理念教育目標国際社会に貢献できるリーダーとなるために必要な学業を修め、人格を陶冶(とうや)する。 教育理念
象徴校章母体校の校章の基本的デザインを継承し、地球を鳥の羽にかたどった月桂樹で囲み、学校名のイニシャルである「T」(立川)「K」(国際)を配したもの。「教育目標に基づき、国際社会に貢献できるリーダーとして世界に羽ばたくことを期したもの。」と説明されている。 校歌中等部は、母体校である東京都立北多摩高等学校と同じ校歌を引き継ぐ。 生徒募集1学年当たり160名(40名×4クラス)を募集定員とする。内130名が一般枠募集定員(男女問わず)、30名を海外帰国・在京外国人生徒枠募集定員(男女問わず)として割り当てている。 入学者選抜
海外帰国・在京外国人生徒枠の応募資格
交通駅から離れた所に立地しているため、後期生徒のみ条件付きで自転車通学が認められている。 関連項目注記・参考資料
外部リンク
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