東林館高等学校
東林館高等学校(とうりんかんこうとうがっこう)は、広島県福山市光南町一丁目に本校をおく私立通信制高等学校。 概要不登校を経験してきた生徒、様々や理由で学校に行きにくくなった生徒の支援を行っている私立の通信制普通科の高等学校。通信制高校では、全国でも唯一の学年制と単位制の両方を持っている。 創立者・喜田三津雄が教師として数多くの生徒と関わる中で、特に問題のある生徒こそ真っ直ぐに向き合わなければならない、との願いから福山教育相談所を平成2年に設立。その後平成12年に学校法人として認可を取得。 また、不登校傾向を持つ中学生も、中学校に在籍したまま通学可能なシステムを提供している(中学生コース)。また、社会人に対するサポート(社会人コース)のプログラムも提供。 沿革
設置学科通信制課程。 普通科(広域制)入学は随時受け付けている。 建学の精神「東林館」は、東から登る朝日を浴びて、太陽に向かって共に伸びていく木々の姿を象徴としていて、しっかりと大地に根を張る樹木のように「『生徒』『保護者』『先生』が共に成長し続ける」そんな学校でありたいという願いを込めて建学された。 教育理念以下の3つを教育理念として掲げている。
特徴『学校教育の中で傷ついたり、苦しんできた子どもたちは、学校教育の中で癒されてこそ、学校教育の中で社会へ出るための自己肯定感や自尊感情が育まれてこそ、次のステージへと本当の意味で羽ばたいていける』ということをスローガンに、1学年約100名の生徒が在籍し、安心安全の教育環境の中で、医療機関・心理機関と県内外14校のサポート校と連携・協力体制を取りながら、教育活動を行っている。 特長の一つは「認定サポート校への同時入学」
生徒層主な生徒層は不登校および不登校傾向を持つ生徒である。安心安全の教育環境の中で、自己肯定感や自尊感情を育みたい生徒、自分のペースで登校したり、学習したりすることを好む生徒、自己表現が苦手で自分を上手く表現しにくいが、コミュニケーション能力などの社会性を身に付け社会に羽ばたいていきたい生徒が主に在籍している。 入学後のシステム高等学校と認定サポート校に同時入学するシステムとなっており、2016年1月現在の認定サポート校は、広島市・安芸郡海田町・呉市・東広島市・三原市・三原市大和町・福山市・岡山県倉敷市・愛媛県松山市・京都府宇治市・徳島県徳島市にある[1][2]。サポート校の選択は原則自由だが、多くはそれぞれの自宅から最も通いやすいサポート校に入学している。 高等学校で高校の卒業資格を獲得、サポート校で心理ケア、コミュニケーション能力の学習、社会性のスキル獲得、基礎学力補充などを行っている。 卒業後の進路
現理事長・校長
メディア
脚注
関連項目外部リンク |
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