松永エリック・匡史
松永エリック・匡史(まつなが えりっく まさのぶ、1967年3月25日 - )は、日本の経営コンサルタント、大学教員、音楽家(ギタリスト)、TikToker、音楽プロデューサー。東京都世田谷区出身。青山学院大学地球社会共生学部学部長及び教授 (専門分野は国際ビジネス、デジタルイノベーション、アート思考)、ONE NATION Digital & Media Inc.代表取締役 CEO / Producer、事業構想大学院大学特任教授、学校法人聖ステパノ学園理事、DYL(Design Your Life)認定講師。Forbes公式コラムニストを務める。 略歴1967年、東京都世田谷区生まれ。ドミニカ共和国に赴任していた父の後を追い、2歳の時に母と共に同国へ移住。小学6年生の時に帰国し、吉祥寺の小学校に転入した[1]。小学生の時にギターを始め、東京都立千歳高等学校(現:東京都立芦花高等学校)在学中の15歳からプロミュージシャン(ギタリスト)として活動[1][2]。エリート家系で厳格な父への反抗心から「東大を出て財閥系の企業に入る」というルートに反抗し、音楽の道を志して東京藝術大学を受験するも不合格となり、翌年バークリー音楽大学に進学[1]。大学ではジャズを学び、マイク・スターンなどのミュージシャンとも交流を持ったが、音楽が仕事となり純粋に楽しめていないと感じたことから、プレイヤーとしての道を諦め日本に帰国した[1]。 帰国後は青山学院大学文学部英米文学科に入学し英語教員を目指したものの、友人の勧めでシステムエンジニア(SE)の採用試験を受けたところ合格[1][3]。卒業後は日立システムエンジニアリング(現:日立ソリューションズ)でシステムエンジニア、その後AT&Tでプログラマー・ネットワーク設計担当者およびAT&T Solutionsのネットワークコンサルタントとして勤務した。勤務の中で経営や事業戦略の視点の重要性を感じ、青山学院大学国際政治経済学研究科に入学。元ビジネスコンサルタントの教員との出会いを機に、コンサルタント企業へ転職した[1]。 アクセンチュア、野村総合研究所、日本IBMを経て、2012年9月にデロイト トーマツ コンサルティング メディアセクターAPAC統括パートナー/執行役員に就任[4]。その後2015年5月にはPwCコンサルティング デジタルサービス日本統括パートナーに就任した[4]。 PwC勤務中には、東京・大手町のエクスペリエンスセンターの開設にリーダー・初代センター長として携わった。同施設は、松永が考案したBXT(Business eXperience Technology)コンセプトを核に、カスタマーエクスペリエンスの分析に基づいて企業のビジネスを再構築し、デジタルテクノロジーによるイノベーションを創出することを目的とした施設である。PwCのデジタルサービスに所属するデザインやデジタルテクノロジーを専門とする「人材」、大企業からスタートアップまで規模や業界の垣根を越えて協働するオープンでフレキシブルな「環境」、斬新なアイデアや専門知識によって課題を解決する「ソリューション」で構成されたエコシステムである、としている[5]。2017年11月22日に開催されたオープニングイベントでは、かつて「第四のYMO」とも称された作曲家・シンセサイザープログラマーの松武秀樹を迎えオープニングコンサートを実施した[6]。一方、松永の構想は当時のPwCにはあまりにも斬新であり、社内でも十分理解が得られなかった[要出典]。2018年にPwCを退職し、ONE NATION Digital & Mediaを立ち上げ大手企業を中心にデジタルトランスフォーメーション(DX)のコンサルを行うほか、同年よりアバナードデジタル最高顧問に就任[7]。 2019年4月、大学院時代の恩師でもある青山学院大学前学長(当時)の仙波憲一から招かれ、同大学地球社会共生学部 の教授に就任し、2021年からは学部長も務める[1][4]。また、2020年より事業構想大学院大学 客員教授(2021年より特任教授)、2021年6月より学校法人聖ステパノ学園の理事も務めている[7]。 親族陸軍士官学校56期優等であり[要出典]第18軍参謀の中佐として戦死した松永真一郎は祖父。松永真一郎は“電力王”と呼ばれる松永安左衞門の親戚にあたり松永家は長崎県壱岐にルーツを持つ。父栄勇は、地熱開発のパイオニアとして三菱マテリアル地熱・エネルギー開発部 地球事業センター長を経て、八幡平地熱社長。イラストレーター・Matsunbo Craft デザイナーであり西アフリカ起源のパーカッション”ジェンベ”の演奏者である松永美佳は妹。日本テレビ“ZIP”「朝だよ!貝社員」のキャラクターデザインをしたデザイナーの沼田幸太郎は従兄弟にあたる。 書籍・雑誌系
(番外編)
佐々木月子&えりっく(著)出版社: CLAP ASIN: B00XVNS2CQ、2015.5.19.発行
佐々木月子&えりっく(著)出版社: CLAP、ASIN: B00O9TYPH2 2014.10.8.発行 講演・セミナー活動
Web系執筆・取材記事
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テレビ・ラジオ・新聞、その他メディア
教育実績
脚注
外部リンク
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