柊さんちの吸血事情
『柊さんちの吸血事情』(ひいらぎさんちのきゅうけつじじょう)は、吉河美希による日本の漫画作品。『別冊少年マガジン』(講談社)にて、2021年11月号から連載中[2]。作者の吉河にとって『ヤンキー君とメガネちゃん』、『山田くんと7人の魔女』、『カッコウの許嫁』に続く連載作品[3]。吉河初の2本同時連載作品で[1]、初の月刊誌連載作品である[2]。「吸血鬼」の家庭で暮らすことになった少年のラブコメディを描く[2]。 沿革2019年9月11日発売の『週刊少年マガジン』41号にて、同誌の60周年を記念した読み切り企画第2弾として、本作の読み切りを掲載[4]。『別冊少年マガジン』の編集チーフの乙黒和彦によると、この読み切りは「大反響を得」て、読者から連載化を望まれていた作品であった[5]。2021年7月24日、テレビアニメ『カッコウの許嫁』のオンライン特番「凪とエリカの夏祭り」の配信内にて、本作の連載が告知される[1]。同年10月8日発売の『別冊少年マガジン』11月号より、本作の連載を開始[2]。『週刊少年マガジン』で『カッコウの許嫁』を連載している吉河は、本作と合わせて2作品同時に連載となる[2]。2022年5月17日に単行本第1巻が発売された際にも、同作と同時刊行が行われている[6]。 あらすじ孤児の源翔太は、児童養護施設で生活を送っていた[2]。ある日裕福な柊家が翔太養子縁組、翔太は疑問を抱く[2]。実はその柊家には、「吸血鬼」であるという秘密があった[2][講 1]。 登場人物主要人物
柊一家
楠一家
こもれびの家
作風『カッコウの許嫁』で天野エリカ役を演じた鬼頭明里によると、本作は「魅力的なキャラクターと賑やかな会話劇が繰り広げられていて、1話からワクワクでドキドキの展開」の作品である[2]。同作品で海野凪役を演じた石川界人は本作について「ラブの香りがプンプン」していると話している[2]。 『週刊少年マガジン』の編集長の栗田宏俊によると、「女の子たちの表情の入れ方」が『カッコウの許嫁』とは異なっており、工夫されているという[2]。『別冊少年マガジン』の編集チーフの乙黒和彦によると、吸血の場面が作者の吉河「ならではの描写の光るどこかエロティックな新しい表現」で描かれている[5]。 書誌情報
コラボレート2023年8月9日発売の『別冊少年マガジン』では、本作のイラストが表紙を飾り、巻頭カラーを掲載[8]。それを記念して、松本光司が雪枝のイラストを描き、『彼岸島』とのコラボレートが行われている[8]。 出典
講談社コミックプラス以下の出典は講談社コミックプラス(講談社)内のページ。書誌情報の発売日の出典としている。
外部リンク |
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