槻木上町
槻木上町(つきのきかみまち)は宮城県柴田郡柴田町の町丁。郵便番号は989-1753[4]。人口は498人、世帯数は691世帯(2022年12月31日現在)[1]。現行行政地名は槻木上町一丁目から槻木上町三丁目。全域で住居表示が実施されている[5]。 地理柴田町の中部、槻木地区に位置する。北側を槻木新町・槻木下町と、南側を槻木白幡と、西側を槻木西と、東側を大字槻木と接する。柴田町が設置する行政区では第14区もしくは第16区に属する[6]。 中央部には宮城県道117号槻木停車場線が通り、大字槻木との境界には国道4号柴田バイパスが通っている。また、西側の槻木西との間には東北本線と阿武隈急行線が通過している。かつては奥州街道が通っていた。 歴史槻木上町は、槻木下町と共にかつての奥州街道・槻木宿を構成した地区である。成立については定かではないが、近世以前に中道(現在の槻木白幡付近)から宿場の中心が移転したという伝承があるとされている[7][8]。移転の理由については、中道が度々洪水に見舞われ、上町や下町は地盤のやや高かったからとされ、当時の約180戸を半屋敷[注 1]に割って押し込めたと言われている[9]。 上町の名前が初めて登場したのは寛永21年(1644年)の「玉虫孫兵衛知行目録」とされ[10]、その他元禄2年(1689年)の譲渡証文やその翌年の証文、享保15年(1730年)に記された東禅寺(槻木白幡5丁目)の最古の過去帳にもその名が登場している[11]。 1986年(昭和61年)、住居表示の施行により槻木上町一丁目・槻木上町二丁目・槻木上町三丁目が誕生した[12]。 年表![]() ![]()
町名の由来住居表示実施以前の字である大字槻木字上町から[12]。 町名の変遷町名の変遷は以下の通りとなる[12]。
世帯数と人口2022年(令和4年)12月31日現在の世帯数と人口は以下の通りとなる[1]。
小・中学校の学区小・中学校の学区は以下の通りとなる[15]。
施設![]() ![]() ![]() 公共
公園
企業・店舗
交通鉄道バス道路一般国道一般県道参考文献
脚注注釈出典
関連項目
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