比嘉真美子
比嘉 真美子[1](ひが まみこ、1993年10月11日 - )は、沖縄県国頭郡本部町出身の日本の女子プロゴルファー。所属はTOYO TIRE。趣味は相撲観戦と漫画。 来歴11歳からゴルフを始める[1]。 2008年「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」にアマチュアとして出場[2]、翌2009年の同大会では通算3アンダーの12位タイでローアマチュアを獲得[3]。 高校2年となった2010年は「ネイバーズトロフィーチーム選手権」に日本代表として出場、団体優勝は逃したものの個人では1位タイの成績を残した[4]。同年8月「全国高等学校ゴルフ選手権大会」では個人2位[5]、同月に行われた「日本ジュニアゴルフ選手権競技」(女子15-17歳の部)では最終ラウンドにホールインワンを決めるなど[6]、8打差から逆転優勝した[7]。 この年は10月の「世界アマチュアチーム選手権」(ブエノスアイレス)、11月の「広州アジア大会」の女子代表に福田真未、堀奈津佳と共に選ばれた[8]。 2011年「日本女子アマチュアゴルフ選手権」優勝[9]。前年に続いて「ネイバーズトロフィーチーム選手権」日本代表に選出[10]。 2012年4月の「スタジオアリス女子オープン」では3位で最終日を迎え、申ジエ、佐伯三貴と最終組で回り、4打差の3位に入った[11]。6月の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」で2連覇を達成、同大会2連覇はウェイ・ユンジェ(1998年、1999年)以来史上7人目であった[12][13]。 同年7月の日本女子プロゴルフ協会(以下JLPGA)最終プロテストに進出し8位タイで合格[14]、LPGA84期生となる[1]。 2013年4月の「ヤマハレディースオープン葛城」でJLPGAツアー初優勝[15]、5月の「リゾートトラストレディス」で2勝目を挙げた[16]。 同年8月、海外メジャー初出場となる「全英リコー女子オープン」で7位タイとなった[17]。 同年の年間獲得賞金ランキング(以下賞金ランク)は8位で自身初のシード入り[18]、12月に発表されたLPGAアワードにおいて「新人賞」を受賞した[19]。 2014年シーズンからジブラルタ生命保険所属[20]。同年は賞金ランク45位でシード権を守ったが[18]、2015年にスランプに陥り賞金獲得額は400万円にも満たず賞金ランク95位でシードを失った[21]。2016年にはシーズン後半に好成績を続けて[22]、賞金ランク34位で2年ぶりにシード入りした[18]。 2017年は所属フリーとなる[23]。同年8月の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で、キム・ハヌルとのプレーオフの末4年ぶりのJLPGAツアー3勝目を挙げた[24]。賞金ランク12位[18]。 2018年JLPGAのプレーヤーズ委員会委員長に就任[25]。同年4月「KKT杯バンテリンレディスオープン」でJLPGAツアー4勝目[26]。大会後の4月24日、マネジメント契約をしていた東洋ゴム工業(TOYO TIRE)と所属契約を結ぶ[27][注 1]。 同年6月、大相撲力士の勢翔太と前年に婚約したことが明らかになった[28]。しかし、2021年6月21日に勢の現役引退が発表された際、婚約も既に解消されていたことが明らかになった[29][30]。 2018年8月「全英リコー女子オープン」において最終日3打差の4位スタートであったが、スコアを伸ばせず8打差の4位タイとなった[31]。 同年は自身初の1億円突破(¥109,969,185)で賞金ランクも自身最高位となる4位[18]。同年12月に発表されたLPGAアワードにおいて「特別賞」を受賞[32]、受賞理由として「プレーヤーズ委員会委員長」「トップ10フィニッシュ最多18回」「全英リコー女子オープン4位タイ」等があげられた[33]。 2019年3月「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」でJLPGAツアー5勝目をあげる[34]。 同年6月に開催された「全米女子オープン」では2日目まで単独首位、3日目を1打差の3位タイで最終日を迎えたが[35]、スコアを3つ落とし3打差の5位タイとなった[36]。 同年賞金ランク18位で4年連続のシード入りとなった[18]。 海外メジャー成績
脚注注釈出典
外部リンク
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