江迎鹿町駅
江迎鹿町駅(えむかえしかまちえき)は、長崎県佐世保市鹿町町深江にある松浦鉄道西九州線の駅である。かつては急行「平戸」が停車していた。 歴史
駅構造島式ホーム1面2線を有する地上駅である。無人駅で、定期券や回数券は川を隔てた佐世保市江迎地域の市街地にある西肥バス江迎バスセンターで販売している。 駅舎は大きな造りで、国鉄時代からの木造駅舎(正面部分の一部にコンクリートブロック壁を使用)であるが、松浦鉄道への転換後にかつての事務室側が一部解体されて縮小されている。2005年(平成17年)1月に最寄の県立鹿町工業高校の生徒によって整備され、その際、壁面が白、柱が緑色に塗られた。その後、2009年(平成21年)に駅舎脇のトイレが建て替えられ、同時に駅舎の化粧直しが行われた。 ホームとの間は構内踏切で連絡している。駅舎横にトイレが別に設けられている。 かつては待合室の一部を改装してレストランが入居していた。レストランが閉店して以来長らく空き店舗になったが、2008年(平成20年)4月よりラーメン店が入居した。その後、2018年(平成30年)5月には「鉄路喫茶874(はなよ)」がオープンし、カレーや日替わり定食を提供している[3]。 2024年(令和6年)3月に佐世保市と松浦市の5駅の駅名標について、かな表記から漢字表記に改めるとともに最寄りの高校名をサブ駅名として加えたものにリニューアルされ、江迎鹿町駅では「鹿町工業高等学校最寄り駅」のサブ駅名を加えた駅名標にリニューアルされた[4]。 のりば
利用状況1日平均乗車人員は以下の通り。
駅周辺駅の所在地は佐世保市鹿町町深江であるが、駅舎は駅前を流れる江迎川を渡った佐世保市江迎地域の中心街側に向けて建てられており、松浦鉄道への転換までは「江迎駅」を称していた。江迎川に架かる深江大橋の中間が江迎・鹿町両地域との境になっている。駅はほぼ江迎川の河口、江迎湾の入口にあり、列車はすえたちばな駅方で江迎川に架けられた第一江迎川橋梁を渡る。 駅前には西肥バスの車庫及び乗務員宿舎がある。駅前のバス停は、かつては「江迎駅前」から「深江大橋」に改称され、駅舎から駅前広場を挟んでやや離れた道路沿いに置かれていたが、2010年に駅舎のすぐ前に移転し「江迎鹿町駅前」に改称した。江迎バスセンターから鹿町・小佐々方面に向かう路線が発着している。
隣の駅脚注
関連項目外部リンク
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